本場の中国鍼:李哲鍼灸院

本場の中国鍼で生理痛、生理不順、不妊症、腰痛、肩こり、首こり、ヘルニア、胃痛、頭痛、がん緩和ケア、便秘、下痢など様々な不調を整えます!

中医学とは?中医学と西洋医学の違いも詳しく説明します。

【※本記事は2020-04-08更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

「中医学とはどんなものか?」

「中医学は西洋医学と比べて何が違うのか?」に関して詳しく書きました。5000文字になる小論文ですが、参考になると幸いです。

 

 

中医学とは

 

中医学とは、もともと「漢族医学」で、大昔の漢族が作り出した医学。

日本では「東洋医学」だと言うのが多いですが、正確に言うと「中医学」です。

 

1949年の前、「漢医」だと呼ばれました。民国時代は「国医」、今は「中医学」だと呼ぶ。時代によって名称が変わっています。

 

中医学の歴史記載を見ると、8千年前の跨湖橋(ここきょう)遺跡には、原始的な鍼灸技術がありました。5000~5200年前の大汶口遺跡には、脳内手術後を行った記録があります。

 

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中医学の最初の著作であり、最高指導の古典と言われる『黄帝内経』には様々な治療法が記載されました。

 

  • 鍼(古代の記録では「砭石」)
  • 艾灸(今のお灸)
  • 湯薬(今で言う漢方薬)
  • 按摩(今で言う推拿・マッサージ)
  • 導引(タイ古式マッサージ、ストレッチみたいなもの)
  • 祝由(呪文・説教などで病気を治す古代の治療法)

 

後世にもっとも影響力があるのは、鍼灸と漢方薬。その理由は、重症患者を治せるのは、この2つがメインだからだと思われます。

 

今は中医学だと話すと、ほとんど鍼灸と漢方薬を指します。

 

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中医学は陰陽五行論をもとにし、八綱弁証を根拠にして、すべての病気を診断・治療・をしていました。今の現代西洋医学と違って、中医学は独自の生理学・病理学・診断治療法があります。

 

中医学は「中国医学」だと言う説もあるけど、正しくありません。中国医学には、漢族医学以外に、モンゴル医学・チベット医学・朝鮮族医学などの流派があるから。

 

次からは中医学の代表:鍼灸と漢方薬の特徴、西洋医学との違いを話します。

 

中医学の健康に対する定義は、西洋医学と違う

 

西洋医学では血液検査、尿検査、レントゲン、心電図検査などで健康状態を把握します。ところで、臨床でたくさんの患者さんは辛い症状があるのに、西洋医学は正常だと診断。そして、悲劇はたくさん起きました。以下は1人の症例。

 

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中医学は西洋医学と違って、自分独自の健康に対する基準があります。中医学はほとんど機械に頼らないないので、問診・触診・脈診などで診断します。

 

中でもっとも大事なのは、問診内容。

  • 便通
  • 食欲
  • 睡眠
  • 体力
  • 生理

…など。

素人の患者さんも中医学の先生も分かる項目です。

 

中医学では、6つの症状が揃えば、健康な人だと言います。

関連のチェック項目は、以下の記事をご覧ください。

 

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中医学が病気を治すのはもちろん、健康な人が受けても大丈夫

 

中医学治療には、シンプルな考え方があります。

健康な人にやっても大丈夫な治療法を、患者にやらせる。

 

そして、患者の定義は、

健康な人より免疫力.体力が落ちてる方です。

 

鍼灸のツボ:足三里を例にします。

健康な人に施術すると、病気にはなりません。逆に胃腸・免疫力が丈夫になります。以下は足三里の効能に関する小論文、参考になると幸いです。

 

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漢方薬を例にします。

生薬によく使う材料、皆さんが日常生活で食べるのが多いです。「医食同源」ともいいます。例えば生姜.なつめ.ニンニク.はちみつ.梨.長ネギ.シナモン…以上のもの、食べて死んだり病気が悪化しないでしょう?

 

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西洋医学の鎮痛剤.抗生物質.抗がん剤.内臓を切り取る手術.放射線療法などは違います。

 

血糖値・血圧・コレステロールなど下がるけど、患者さんは副作用に苦しむのがほとんどです。健康な人が飲むと、明らかに辛い症状が増えます。

 

西洋薬の隠れた副作用として、自殺したがるのもあるので、これは本当に気をつけないといけません!

 

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鍼灸・漢方薬はエコで、大自然が回収してくれる

 

  • 鍼はステンレス製で、回収するとまた鍼が作れます。
  • お灸の材料は艾なので、土が回収してくれます。
  • 漢方の原材料は、自然が生んだもので、自然はまた回収してくれます。

 

鍼灸と漢方はエコなのです。

 

漢方を煎じた後のガスを観葉植物にあげてみてください。植物は生き生きとなります。(私は3年前に実験済み)

 

ニハイシャ先生の治療例には、漢方薬のガスで大きなレモンを収穫した患者さんがいました。詳しくは以下の記事をどうぞご覧ください。

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西洋医学の化学薬品薬品、土地に捨てたら自然に消えるでしょうか?

 

答えはNOです。

自然が回収してくれるところか、逆に環境汚染になる。

 

場合によっては、バイオハザードのレベルで厳重に保管・処理しないといけません。例えば、歯科の詰め物:アマルガムは、厳重に運送・保管・処理が必要。

 

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中医学は体質改善・免疫力を強化するので、ずっと受けられる

  

西洋医学では「体は弱いもの、外部からの援助が必要」だと思っています。

 

  • カルシウム不足だから、カルシウム補給剤を処方。
  • がん細胞がいるから、放射線を浴びてがん細胞を殺す。
  • 血が足りないから輸血する… …

 

外側から入ったカルシウムが、体に吸収されているのか?放射線で正常な細胞がどれだけ死んだのか?西洋医学は気にしない。

 

西洋医学では「免疫力低下」、「免疫力不全」などよく口にするけど、いったん治療を始めると違います。人間は免疫力を持っていることを、すでにどこかに忘れている。

 

 


 

中医学の考え方は、

  • 人間の免疫力は強い
  • 人間には自分で自分を治す治癒力を持っている

 

その治癒力を、中医学では「正気」といいます。

西洋医学でいう免疫力と同じ。

 

本来だったら、人間の免疫力はすべての病気を治せます。人間が病気になる原因は、心理的・肉体的な過労・損傷で免疫力が低下したからです。

 

中医学の治療は隅々までこの治癒力を守り、最大限まで伸ばすようにしてます。治癒力の代わりになろうとはしてない。

 

代表的な例として、日本の「葛根湯」があります。体の「正気」(免疫力)を損なわず、風邪のウイルスを追い出す。詳しい仕組みは、以下の記事で説明しました。

 

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ほかの例をあげます。

女性ホルモンのバランスが崩れたとき、漢方.鍼灸は女性ホルモンを直接に入れるのではない。体を刺激し、自分で女性ホルモンが作れるようにします。

 

しかし、西洋医学では足りない女性ホルモンを注射。体内に入った女性ホルモンは一時的に補ったかも知れないけど、後に現れる副作用は著しいです。以下はその一つを暴露した記事。

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中医学は体質改善・免疫力の強化なので、治療すればするほど体が元気になります。病気がある時は病気を治す、不調がないときは滋養強壮剤としても使われる。

 

西洋医学は逆です。

治療すればするほど、病気が増えるのが西洋医学の特徴。

 

臨床では山ほどの事例があります。

以下は一つの漢方薬治療例、どうぞご参考に。

 

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中医学は全体像を見る医学で、陰陽のバランスをとり、体内環境を変える治療法

 

説明するのは2点あります。

中医学の特徴は、

  1. 全体像を見ながら、バランスを取る
  2. 体内環境を変える

中医学は全体像を見ながら、陰陽のバランスを取る医学

 

陰と陽は、どちらでも過剰・過不足になってはいけない。

たとえ話ですが、ビタミンは体に必要だけど、取りすぎると病気になります。

 

  • ビタミンCを取りすぎると、血液中の鉄分が増えて心臓病と癌になりやすくなる。
  • ビタミン剤Eをたくさんとると、関節炎になりやすい。
  • ビタミンDの過剰摂取は、肝臓を壊す。
  • ビタミンB12の過剰摂取は、中枢神経を壊す。 
引用文:ビタミンAとビタミンEで心臓病・癌になる確率が高まる【フィンランド政府の調査報告】 - 本場の中国鍼:李哲鍼灸院

 

中医学は体内のバランスを取るために、漢方薬・鍼灸などを使います。

 

簡単な例をあげると、炎症が起きて「火」の症状が現れた時、冷やす作用がある生薬を使う。冷え性で「寒」の症状が現れた時は、温める生薬を使います。

 

もちろん、ただ単に温める・冷やすだけではなくて、ほかの五臓六腑の状態を見ながら、全体的に治療します。

 

鍼灸はちょっと漢方薬と違って、機能が過剰でもこのツボ、足りなくてもこのツボを使います。なぜこんな不思議な治療法があるのか、以下の小論文で説明しましたので、どうぞご覧ください。

  

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西洋医学には貧血・カルシウム不足など、体に足りないものは知っています。鉄分が多すぎ・尿酸が多すぎなどの状態も知っています。

 

問題は、いったん治療すると副作用が多いこと。

たとえば、貧血のために鉄剤を処方しますが、鉄剤は私が臨床で見ただけで3種類の副作用があります。以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。

 

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なぜこんな事が起きるのか?

西洋医学は一つの数値を改善しても、全体像を見てないから部分的医療になり、患者さんとしては辛い症状が増えるのです。

中医学は体内環境を変える医学

 

よく漢方薬・鍼灸が感染症を治せるなんてありえない!と言う人がいます。

 

残念ですが、漢方薬・鍼灸は○○ウィルス、○○菌を殺せる「対抗的な治療法」ではありません。

 

大昔の聖人たちは、もっと匠の技を発明しました。

それは、体内環境を変えること。

 

陽気が足りなくて、消化能力・心肺能力などが足りなかったら、関連の漢方薬・ツボで強化します。

陰液が足りなくて、便秘・喉が渇く・熱がこもる感じになったら、潤う作用がある漢方薬・ツボで治療。

 

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体内環境を変えると、邪気(西洋医学でいうウィルス・菌)は生きる環境を失い、自然に消滅します。

 

この治療法のメリットは2つあります。

  • 体の免疫力を破壊しない。
  • 薬剤耐性菌が生まれない(これはとても大事!)

 

西洋医学は対抗的で、攻撃的、殺戮的な治療法です。

ウィルス・菌だって生き残るために反撃し、結果的に薬剤耐性菌が生まれ、西洋医学は両手を上げるしかないのです。毎年薬剤耐性菌で死ぬ患者さんは、山ほどいる。

 

抗がん剤を例にすると、癌細胞が死滅する前に患者さんの体力が持たなくて、患者さんが先に死にます。だから、樹木希林さんは全身癌になってから10年も持ったけど、小林麻央さんとかは数年も持たないで死んでいます。

 

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中医学は治療代が安い

 

患者さんが関心しているのは、2つでしょう。

  1. 自分の病気は治るのか?
  2. 治療にいくらかかるのか?

漢方薬・鍼灸は数千年の間に、数え切れないほどの症例があり、その有効性を証明しています。そして、その治療代はびっくりするくらい安いのがほとんど。

 

以前、中国の地元で「麻黄湯」煎じ薬を買ったことがあったけど、わずか2元でした。日本のお金で30円くらい。一晩で風邪が治り、翌日は買う必要もなかったです。

 

鍼灸の費用は、以下の記事で比較した事があります。

 

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効果があるだけではなくて、総合的に安い。

これこそ国民のためになる医学です。

 

西洋医学、今はビジネス・金もうけに変わり、人命を救う医学ではなくなりました。安くなったところか、どんどん値上がりして、今は肺がんの治療薬が年間3500万円にもなっています。

 

西洋薬の値上がりする闇は、アメリカのドキュメンタリー映画が暴露しました。以下の記事、参考になると幸いです。

 

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病気治療で漢方薬・鍼灸を第一選択にすべき

 

上記の説明で、中医学と西洋医学の比較をしました。

簡単にまとめると、中医学のメリットは

  • 数千年の症例があるので、効果的
  • 治療代が安い
  • 薬剤耐性菌が生まれない
  • 健康な人でも受けられる

西洋医学はその価値があるかも知れないけど、トータル的に中医学のほうが優れています。

 

今はまだ西洋医学一辺倒の世の中ですが、そのうち漢方薬・鍼灸が第一選択になるでしょう。そんな日が来ることを願います。

 

(おわり)