本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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中国での漢方と針の治療(4)(2018-03-20修正)

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こんにちは。李哲です。

中国での治療、続きの記事です。


母親とお婆ちゃんは、とりあえず処方ができたので一安心。

しかし、近隣のおばさんたちを見たら、病気になってない人がいないくらいでした。

隣に住んでいるすごく優しいおばさん。
今は1型糖尿病で、インシュリン注射を毎日自分でやっているそうです。

 

私はなぜ糖尿病になったか、その原因を聞いてみました。

 

このおばあさんは、

出稼ぎで韓国へ行ったそうです。

 

重労働で疲れる毎日。
ある日、急に喉が渇くて渇くて、どんなにお水を飲んでも喉は潤わなかったそうです。仕方なくてコーヒーを飲んだら、多少は喉が辛くない。

 

そして、次の日からはコーヒを飲んでました。

多く飲んだ時は、1日20杯だったそうです。

 

これで喉は大丈夫だと思ったら、ある日厨房で倒れて意識不明になり、病院に運ばれたら糖尿病だと診断されたそうです。。

 

血糖値がコントロールできなくなって、

現在はインシュリン注射をしているのです。

 

この話を聞いて、

残念で仕方なかったです。

 

すごい喉が渇く。

どんなに水を飲んでも潤わない。

 

これは中医学で言うと、糖尿病の一つの種類です。

原因は、胃と肺の中に熱がこもり過ぎて、すごく喉が渇くわけ。

 

恐らく、重労働での過労といろんな心配で病気になったと思います。

 

治せる処方も簡単。

 

このおばあさんの場合は、「白虎加人参湯」を基本パタンにして、ほかの生薬をプラスすれば良いです。

 

治すのには、1ヶ月もかかりません。

 

処方の中には石膏を使ってます。

石膏というのは、皆さんが骨折した時に使う固定用ギブスの元。

 

石膏。

これは値段が高くないでしょう?

 

しかし、インシュリン注射は毎日いくらかかると思いますか?

 

このおばあさんは、稼いだお金をほとんど治療に使っています。このまま続いたら、本当に破産するかも知れません。

 

しかもおばあさんは、

すでにインシュリン注射の厳重な後遺症が出てました。

 

両足が麻痺したみたいにしびれて痛い。

膝の関節が痛くて曲げられない。

 

もしケガで両足に切り口があったら、感染症でなかなか治りません。

 

西洋医学の治療では、もう足を切るしかないのです。

切って切って、切る所がなかったら、もう死ぬしかない!

 

“あと何年生きるかな?”と笑顔で冗談を言うこのおばあさん。

私は涙隠しながら“治せる漢方がありますよ。”と教えてあげました。

 

糖尿病がどんなに重症でも、どんなに足の傷口が治らなくても、漢方では解決の方法があるのです。

 

しかし、おばあさんはインシュリン注射と漢方を併用して副作用が出ないかな?の心配がありました。

 

あと、インシュリン注射を止めた時の恐怖心。

 

結局、日本に戻る日まで、その処方をちょうだいの話はなかったです。

 

多分、このおばあさんを信じさせるのは、一つの方法しかないかも。

 

それは、私の母親が漢方で良くなること。

良くなれば、自然に漢方を試そうとするでしょう。

 

中医学を勉強しても、助けられない時があるのが心痛い。

しかし、これは仕方ないことです。

 

本人が動いてくれないとダメだから。

縁がないとダメです。

 

このおばあさんからの声、

私は今待っているところです。