本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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【翻訳文】末期の肺癌と肝臓がんの治療(2018-03-20修正)

こんにちは。李哲です。

今日は、ニハイシャ先生の治療日記の翻訳文。

 

中国語本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/4-02-05.htm

翻訳文

2005年4月2日

 

今朝きた一人の女性。

54歳。

ご主人が同伴できました。

 

2004年11月29日から、彼女はずっとこちらで治療してました。

 

彼女はこちらに来る前に、西洋医学の診断で肺癌だと告げられたそうです。末期の肺癌。

 

しかも、その三年前に肝臓がんになり、肝臓の中には5cmくらいの腫瘍があります。

 

しかし、彼女は西洋医学の治療を一切受けてません。

 

彼女は白人。

アメリカ人は西洋医学に対して、とても詳しいです。

 

彼女は私に話したことがあります。

一旦、西洋医学の治療に任せたら、自分は必ず死ぬ。

 

彼女は友達の強力な推薦で、こちらに来ました。

 

これは肝臓がん+肺癌のとても良い事例です。

 

彼女はこの一生タバコを吸わない.お酒も飲まない。生活習慣は乱れてない。

彼女は閉経してから、女性ホルモン剤を飲んだそうです。これは唯一の彼女が飲んだ西洋薬。

 

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この事例は、標準的な西洋医学の治療が介入してない例です。

 

読者の皆さんは想像して下さい。

一旦、西洋医学の治療に任せたらどうなるか?

 

良心がある西洋医学の先生は、きっと正直な話をします。

西洋医学では治せないから、他の方法を探してください。

 

良心がない先生は、無理やり治療に介入します。

 

彼女は西洋医学の先生が無理だと言ったから、

行くところがなくてこちらに来たのです。

 

アメリカの西洋医学の先生は、わりと誠実な人が多い。

 

漢方薬治療が始めてから今日まで約4ヶ月。

 

今朝、彼女を見た時、カウンターの受付まで驚いてました。

顔色がとても良いから。

 

彼女は現在、食欲が戻ってきて、匂いが分かるようになり、味覚も戻りつつ、精神状態もよくなりました。

 

彼女はとても喜んで笑ってました。

 

目前の症状は、咳がまだ治ってない。

両胸が腫れて痛い。痛い場所は、胸から右側の脇までつながっている。

 

これは私がよく言う乳汁が溢れてること。

漢方で余った乳汁を乳房の中に入れたからです。

 

彼女の肝臓がんと肺癌は、両方一緒に良くなるはずです。

 

次の季節は夏で、心臓と関係してます。

心臓は君主で、もともと病気にならないはずの臓器。

 

彼女は意外なことがなければ、夏至の前後に治るはず。

 

現在、彼女の症状は、「少陽」と「太陰」の間にあります。

 

一旦、太陽の段階に入ると治りがすごく早くなります。

 

夏至まで太陽の段階に入れなかったら、治りは遅くなる。

 

もし最初から彼女に治療に、中医学の食事療法が入れば、治療はもっと早くなると思います。

 

私は彼女にすすめたのは、毎日新鮮な葡萄.梨.りんごなどを絞ったジュースを飲む。

 

白砂糖が入ってない全部小麦で作ったパンを食べる。

或いは中国の玄米.大量の野菜と魚介類を食べる。

 

肉類は羊肉をメインにして、牛肉を補助の肉にする。

なぜかというと、肉は血を補給することができるから。

 

がん患者にとって、飲食は非常に大事なものです。

しかし、現在の病院で提供してる食事は、患者にとってちっとも役に立たない食べ物だらけ。

 

病院の栄養士も、中医学の食事療法を習わないとダメです。

 

この患者は最初来た時の症状は、血を吐く.仰向けで寝れない.食欲が全くない.便秘.味覚がない.匂いが分からない.生きるのが楽しくない.四肢が氷みたいに冷たい.夜になるとさらに冷たくなる。

 

症状から見ると、すべて「厥陰症」に入ります。

つまり、とても楽観視にはなれない状態。


今日まで治療して、

やっと体内の寒気を9割くらい追い出しました。

 

治療で私は十棗湯甘遂半夏湯四逆湯 などを使いいました。

 

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甘遂(かんずい)の花の画像

一つ目は水毒を出す。

2つ目は腫瘍を小さくする。

3つ目は体力を強化する。

4つ目は排便を順調にさせる。

 

心臓を強化する生薬と腎臓を補充する生薬を入れて、危ない時は毒が強い生薬ですぐ解決し、穏やかになった時はすぐ体力補充の生薬を使いました。戦闘みたいに、ちょっと待って!の時間もなかったです。

 

私はよく自分に言いますが、絶対間違えちゃダメ!

間違えたら、一人の命がなくなるかも知れないから。

 

今日まで幸いなことは、まだミスをしてない。だから、この患者は回復してきたのです。

 

このような重症の患者。

もし西洋医学の治療が介入したら、患者は必ず死ぬ!

 

肝臓がん治療に血管を詰め込む手術とか、メスで切ったりとか、結果的に患者はほぼ死んでます。

 

肺がんは?

死ぬのがもっと早い!

 

現在、この2つの病気が同時に起きたから、西洋医学の先生もどうすればいいか分からなかったです。

 

(ほかのダメな中医学先生を叱る内容は省略)

李哲の説明:

記事内に書いた処方のリンク先は、詳しい日本語の説明があります。

興味がある方は、ご覧下さい。

 

このような処方。

皆さんはもう日本で使う先生に合うことが難しいかも知れません。

 

50年前の日本には、大塚敬節.湯本求真…本物先生がいたけど。とても残念です。

 

漢方薬局の先生から聞いたのは、甘遂 という生薬は日本で輸入禁止になっているそうです。だから買えない。

 

輸入禁止になると、漢方の先生は肺水腫(肺の中に水がたまる病気)を治すことができない。腹水を治すことができない。

 

肺水腫と腹水になった患者は、どうしたら良いですかね?

病院の注射器で水を出して、それで治りますか?

 

何回抽出しても水が戻る事実を知っているのに、なぜ漢方を使わないか?

 

漢方だったら、肺水腫を治す時は、1日分の量で十分。

しかも、出した水が二度と戻りません。

 

残念ですが、たくさんの西洋医学の先生は、患者を死なせても漢方を紹介しない。漢方を試そうともしない。


こんな世の中で、

もう患者が肺水腫.腹水にならないように祈るしかないです。