本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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【翻訳文】乳がんの日本人女性。舌がんの女性。女性の声しか聞こえない男性(2018-03-20修正)

こんにちは。李哲です。


今日はニハイシャ先生の治療日記の翻訳文。

最後には簡単な説明があります。

 

本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/4-20-05.htm

翻訳文

2005年4月20日

 

今日はもともと日本人女性の診療時間です。

彼女は来てないけど、ご主人が来ました。

 

ご主人の顔色はとても心配してる顔。


私はご主人に聞いてみました。

「奥さんはどうなっていますか?」

 

ご主人が言うのには、私の漢方を飲んでから、奥さんはお腹にガスがたまり、現在はガスを排出するところだそうです。

でも、意識ははっきりしていて、食欲もある。黒い便が出ている。小便はまだ濃い黄色。お腹が張るのは減っている。

 

患者本人が来てないので、ご主人に話すしかなかったです。

 

「また漢方を出すから、奥さんの睡眠の質と大便の状況、そして食欲がどうかを観察して下さい。」

 

私はこの一生の治療生涯で、盲点があったことはありません。

 

自分が何をやっているかはっきり分かっています。

患者が漢方を飲んで、どんな反応が有るかもはっきり分かっています。

 

しかし、今回は戸惑いました。

 

この最後の処方、結果は生きるか死ぬか、2つしかありません。

 

先週検査したときは、死ぬしかない症状でした。

 

化学療法の薬品が私の漢方の邪魔をして、漢方が内臓に入ることが出来ません。

 

しかし、現在はまたおならをする。

これは胃腸の機能が戻っている証拠。

 

そうすると、本来の肝臓がんと大腸がんはどこに行っただろう?

 

本当に戸惑いました。
化学療法が私を分からなくさせたのです。

 

最後、私はご主人に話しました。

「もし必要があれば、お宅まで無料出張で治療します。」

 

ご主人は私の手を強く握って、「ありがとう!」と言ってました。

 

今後どうなったかは、またその時に報告します。

 

舌がんの女性。

再診に来ました。

 

今週から口から黒い血を吐いたそうです。

たまには鼻から赤い血が出る。

 

彼女は自分が貧血になるのではないか?とすごく心配してました。

 

しかし、私が見たのは彼女は彼女のおじさんより顔色が良い。

声もデカイ。

喉は痰の音ですごかったです。

 

脈診してみたら、本来の一息8回から一息4回まで下がっている。

 

睡眠が良くなり、食欲が戻って、便通も正常。

 

しかも額は冷たい。

両足は温かい。

 

体内の陽気は十分の状況でした。

 

でも私の前に座っている時、彼女の口内の腐敗臭が分かるくらいでした。これは腫瘍が溶けて、血になっているからです。

 

右の腫瘍を触ってみたら更に小さくなっていました。

 

私は彼女に教えました。

良くなっているところだから、心配しないで下さい。

 

中医学では、血は止める方法がないと言います。

だから、そのまま流せば良い。

 

今度の処方には血をさらさらにする生薬など入れたので、夏になる時は状況が良くなるはずです。

 

前回書いた奥さんの声しか聞こえない男性、今日FAXが来ました。

 

左耳の聴力は戻っている。

しかし、右耳はまだダメ。

 

彼は男性と電話するときは左耳を使う。

女性と電話する時は右耳を使うそうです。

 

中医学で言うと、

左側は「血」で右側は「気」。

だから、今日は「気」を強める生薬を入れました。

 

この病気は、今まで診た病気の中で一番不思議なもの。

李哲の説明:

1.文章内の化学療法の薬品が邪魔をして、漢方が入れないというのは有り得る事です。

 

つまり、化学薬品が内臓に入って、場所を占めてるから漢方が入る所がない。あと、内臓の外側に壁を作るから漢方が入れない。


いろんな癌だと診断された方、先に手術とかしないで、自然療法(漢方.鍼灸.ツボ療法など)を試してみたらどうでしょう?

特に抗がん剤などを受けると、後で治療するとき漢方医.鍼灸医が困ります。処方した漢方が内臓に入れないから。

 

治せる病気も、治せなくなるかも知れません。

 

2.中医学で言う、「血を止める方法はない」のはその理由があります。

 

中医学の考え方では、「陽気」のコントロールがあるから血が血管の外側に出ないと言います。

 

「陽気」と言うのは目に見えないけど、感じることができるもの。

例えば体を温める力などです。

 

皆さんもご存知だと思いますが、血を失った時寒くなります。

「陽気」が少ないから。

 

血が出るとき、特に内臓の出血の時、勝手に止めると内臓に血の塊ができて、後で病気の元になります。

 

中医学の治療では血を止めるのではなくて、「陽気」を強める生薬を使います。「陽気」が強くなれば、体は自分で自然に血を止めるから。