本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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【翻訳文】高血圧、糖尿病、肥満症などの中医学治療(2018-03-10修正)

こんにちは。李哲です。

今日はニハイシャ先生の治療日記の翻訳文。

 

最後には私の説明があります。

 

本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/6-6-05.htm

翻訳文

06/06/2005。雨。

 

爺ちゃんから孫まで3人、全員患者さんです。

 

祖父母は高血圧と糖尿病、あと過度の肥満症で治療に来てます。

今日で3回目の診察です。

 

初診で漢方薬を飲んでから、体力が回復して血圧も下がり、血糖値も下がってます。

「こんなに体が軽い何年ぶり!」と喜んでました。

 

2回目の診察に来とき、ちょうど欧州旅行があったので、煎じられなくて粉薬にしました。

 

そしたら、今度戻ってきて煎じ薬を下さいと言ってました。

何故かというと、煎じ薬の方が力強くて効き目がすごいから。

 

とてもマズイ漢方薬ですが、彼らは文句言ってないです。

逆に漢方薬はすごい!と驚いています。

 

読者の皆さんは、知らないでしょう。

 

中国から来た漢方医は、自分の学生さんに話すとき、「アメリカ人は煎じ薬がマズイからあまり使わない。」と言います。

 

本当の理由は、アメリカ人が彼らの漢方薬を飲んで変化がないから。もちろん、煎じ薬を拒否するわけです。

 

私のたくさんの患者さんは、ずっと煎じ薬を下さい。と言ってます。

どんなに不味くても飲んでいます。

 

効果があるから。

 

患者さんが煎じ薬を欲しがっているかどうかは、不味いのが原因ではない。

 

最初にこの例を書いたのは、皆さんに説明したかったから。

 

二番目の原因は、彼の娘さんが今日6歳の娘さんを連れてきたからです。

 

もともと彼の娘さんが今日予約した患者さんで、6歳の子供ではありません。子供はただ連れられて来ただけ。

 

娘さんの診察をする時、6歳の子供は外で待ってもらうようにしました。

 

ちょうど子供が前をすれ違った時、顔を少し見ただけで、すぐ子供を止めました。

 

「喉を見せていいですか?」

ドアの隣に立っていたお母さんは、「少しだけだから見せてごらん」。と子供に言いました。

 

私はチラッと見てから、お母さんに話しました。

「お子さんは腎臓に問題がありますね。しかも、右の腎臓。

眼の下が赤黒いし、少し腫れているからすぐ分かってます。

 

お子さんの喉を見たのは、扁桃腺がまだあるかないかをチェックしたかっただけ。

 

もし、扁桃腺が取られたら、私でも腎臓機能を回復する事ができない。」

 

この時、お母さんとおじいちゃんは、目が大きくなって私を見てるだけでした。

 

今日子供はもともと患者さんではありません。

祖父とお母さんも、子供の為に診てくださいと言ってません。

 

ただ縁があって、出会っただけです。

 

おじいちゃんが先に子供の病状を話しました。

 

「孫が生まれて3歳の時、小便が痛くて検査に行ったら、輸尿管が線維化されたものに圧迫されたのが原因だと言ってました。そして、手術が終わったら西洋医学の先生が言うのは、子供の右腎臓の機能は25%しかない。西洋医学の治療では無理だと言ってました。」

 

なぜ私がこんな事を知ってるか、とても驚いていました。

 

答えたのは、

「我々中医学は5000年の治療経験があります。中医学の目を騙すことはできない。

 

私は中医学の業界で、レベルが低い方です。

でも、私は子供の問題が分かるし、治療もできます。

 

将来、子供がアメリカのミス・キャンパスの優勝者になるように育てて下さい。」

 

大人三人は、すぐ話しました。

「どうぞ漢方薬を処方してください。先生を信じてますから。」

 

処方したのは診療所で使っている「漢唐46号」。

これは市販の「六味丸」に似てるけど、成分の割合は違う。私は地黄をたくさん入れてます。

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地黄(じおう)の花


一般の市販の「六味丸」は、成分の量が違うので、飲んでも腎機能を回復する事ができません。

 

この治療例を書いた原因は、私は個人的に思うのは、自分はただ中国伝統文化の素晴らしさを宣伝するために来ただけ。

 

(アメリカに移住した中国人。自分たちの伝統文化を差別する中国人を叱るところは省略。)

 

最近治療日記の更新がなくて、読者の皆さんから私の健康を心配してるのがありました。

 

これは前にも話したことあるけど、最近は癌の論文を書いてるから、治療日記を書いてません。

 

たくさんの癌の患者さんが、癌から来る恐怖から逃れるために。

だから、皆さんのご理解をお願いします。

李哲 説明:

肥満症に関しては、もう一つ翻訳文があるので、参考にしてください。

li-hari.hatenablog.com

 

上で話した「六味丸」(六味地黄丸とも言う)は、中国にも日本にも市販の完成品があります。

 

私も昔飲んで事あるけど、正直に言って効き目がよく分かりません。

 

その原因は、ニハイシャ先生の人紀を勉強するとき分かりました。

 

古代の制作法と違って、

成分の量が変わっているから。

 

だから、飲んでもすぐ効き目が分からない。

 

この問題は、他の処方にもあります。

 

漢方の没落は、処方が変わったのと成分の量を勝手に変えたのが主な原因でしょう。

 

「六味丸」とか「八味丸」などは、伝説のように効き目が出ないけど、西洋薬よりは安全で効き目があります。

 

だから、飲んでも構わないと思います。

伝説のような効き目を期待してなければ。

 

何ヶ月飲んで、やっと体調が変わるかも知れません。

 

以上は自分の意見ですが、参考になれば幸いです。