本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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果物.野菜ジュースで病気を治すやり方は良くない(2018-03-11修正)

こんにちは。李哲です。

今日は果物.野菜ジュースに関して話したいと思います。

 

一人の女性から聞いた体験談も含めて、個人的の意見を述べます。

 

あくまでも個人の意見なので、参考になれば幸いです。

 

この女性は、ある癌だと診断されて、自然療法で癌を治すあるクリニックを尋ねたそうです。本も出している結構有名なクリニック先生だそうです。

 

そのクリニックの宗旨は、米.肉など食べないで、果物.野菜ジュースをメインにした食事療法で、体を治す。

 

癌が治った患者さんも何人かいて、通っている癌の患者さんも多かったらしいです。

 

この女性は通い始めてから、炭水化物.肉などなくしてジュースのみにしたそうです。

 

しかし、1,2日経ったらふらふらし始める。階段を上がるのもドキドキする。こちらにたどり着くのがやっとでした。

 

彼女はどうしたら良いか私に質問しました。

 

私は彼女に話しました。

「このままだと、貴方が先に倒れるかも知れません。その療法はちょっと止めましょう。癌の治療では魚.肉など必要です。摂り過ぎなければ大丈夫です。」

 

彼女は家に帰ってから、すぐ普通の食事に変えたそうです。

 

そしたら、2,3週間後に来た時はドキドキ感とふらふらするのが無くなり、体調もだいぶ良いと言ってました。

 

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果物.野菜ジュースを飲むのは、別に悪いことではないと思います。

 

ただし、炭水化物.肉.魚などの一般食事を止めて、野菜ジュースの力で癌を治す。

 

この理論には、いろいろ疑問があります。

 

この女性の著しい体力衰弱が一つ目の根拠。

 

もしかしてがん細胞が死ぬかも知れないけど、常識的に考えると患者さんが先に倒れて死ぬと思います。

 

2つ目の根拠:

アップル会社の社長、スティーブ・ジョブズもがん治療に野菜ジュースなどたくさん飲んだそうです。しかし、結果は宜しくない。

 

3つ目の根拠:

免疫力と体力の回復には、質が良い肉など必要です。

 

中医学の理論では、肉は血を養う.補給すると言います。

血が多ければ、筋肉を養うのも多い。つまり、体も筋肉隆々になりやすいです。

 

果物.野菜ジュースをメインで体を強くした相撲さんは、まだ聞いたことがありません。

 

4つ目の根拠:

中医学の考え方では、果物.野菜ジュースは体を冷やす。大量に飲めば飲むほど、体内が冷えてがん細胞が好む環境になります。

 

5つ目の根拠:

中医学のメインのがん治療では、野菜ジュースはないです。

 

そして、日常生活で食べる野菜は、ほとんど生薬として扱われていません。

 

皆さんは葛根湯を聞いたことがあるでしょう。

「白菜湯」、「玉ねぎ湯」は聞いたことありますか?

 

麻黄湯は聞いたことがあるでしょう。

「みかん湯」、「りんご湯」は聞いたことがありますか?

 

生薬で使うのは、陰陽で言うと、とても陰のものかとても陽のものです。

 

とても熱いトリカブト.乾姜.細辛などを使うか。

若しくはとても寒い石膏.黄連などを使います。

 

果物.野菜は中医学の定義では、陰陽のバランスが中性のもの。つまり、日常生活で養う分には良い。味もめちゃくちゃではないので、食べやすいです。

 

しかし、体がすごく陰陽のバランスが崩れた時。つまり、病気の時はちっとも効きません。

 

この時は生薬を使います。味もめちゃくちゃなので、普段食べるものではない。

 

以上の理由で、私は一般食事を捨てて、果物.野菜ジュースだけでのがん治療は、試す価値がないと思います。

 

普段の生活でも、健康に気を使って、わざと大量にジュースを飲む必要がないです。

 

果物は少なめで、そのままで食べる。

野菜はなるべく火を通して食べる。

 

これで良いと思います。