本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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【翻訳文】すい臓がんの2回目治療。西洋薬の副作用で頭がずっと揺れる女性。(2018-03-06修正)

こんにちは。李哲です。

今日は倪海夏(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文です。

(本治療院のケースではないので誤解しないで下さい)

 

中国語本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/12-05-06.htm

翻訳文

先週、11月28日に来たすい臓がんの女性。漢方薬を1週間飲んでから今日再診にきました。

 

食欲はまだ万全ではない。でも、以前より3倍の量が食べられるようになった。

 

下痢、気持ち悪いのは治った。 

お腹は空くようになった。

両足は暖かくなった。

 

寝る前はお腹が痛くてなかなか眠れない。

 

顔色はだいぶマシになった。

でも薄い青色はまだある。

 

目の周りにはまだ薄い青色。これは肝臓の色です。

 

現在は冬。

顔色が肝臓の色なので、とても良い。順調に回復してことを示してる。

 

彼女の曰く、右側の盲腸あたりはとても痛い。

先週はへその下が痛かったのが、今度は右側の下腹部に移動。

 

触ってみたら拒按、小便は濃い黄色。

舌は黄色と白が混ざって、少し乾いている。

脈診は沈、有力な附骨脈。

 

彼女の曰く、お腹では戦争が起きている。

体は熱くなったり寒くなったり。

 

このような症状は『厥陰症』です。

 

彼女はまだ『厥陰症』だけど、回復が早いです。

ご飯が食べれる。大便は良くなっている。

これはとても良い事です。

 

彼女の唯一のミスは、ここに来る前に放射線療法を10クール受けたこと。

 

先に西洋医学の治療を受けたので、中医学治療では盲点が生じます。

 

しかし、今のところまだ治療の余裕がある感じ。

 

彼女の友達は彼女がすい臓がんになった時、コーヒーと甘いものを止めて!と言ったそうです。

 

だから、彼女の病状は悪化してない。

 

この前書いたベトナム人と違う。

彼は8月にすい臓がんだと診断されて、西洋医学の先生はコーヒーと甘いものが原因であることが分ってない。

 

彼はコーヒーと甘いものを食べ続けてどんどん悪化して、こちらに来た時は死ぬ寸前でした。

 

もし診断された最初から、西洋医学の先生が「コーヒーと甘いものをやめろ!」と言ったら、病気はここまで悪化しません。

 

私のところに来た時は、まだ救えるかも知れない。

 

私は西洋医学でいうすい臓がんを治すとき、処方箋はバラバラです。

 

旋覆花代赭石湯 黃土湯 小柴胡湯 を使ったこともある。当帰四逆湯呉茱萸湯もあるし、乾姜黄芩黄連人参湯をアレンジしたのを使ったこともあります。

 

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代赭石(たいしゃせき)の画像。

西洋医学は同じ病気は、同じ薬を使う。

中医学は同じ症状は同じ薬を使う。

 

今日の患者さんみたいに、右側の下腹部が痛い。そして拒按。これは実証で、しかも陽の実証。

 

がんから来る実証ではない。

だから、解決しやすいのです。

 

もし患者さんが私の薏苡附子敗醤散(ヨクイブシハイショウサン) を飲んで痛みが減ったら、つまり陽明症になったら、救ってきたと判断できます。

 

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薏苡仁(ヨクイニン)の画像


張仲景の理論では陰の実証は死ぬ。陽の実証は死なない。

 

世の中の医師は、科学的な精神を持ってほしい。

 

先に私の話が正しいと仮説して、すい臓がん患者さんのコーヒーと甘いものを全部止めさせる。

 

病状は悪化するのが止まったら、私の話が正しい事になる。


患者さんにとって有利なこと。

なんでやらないですか?


金髪碧眼の美人。

36歳。

お父さんが同伴できました。

話を聞く前に目に入ったのは、彼女の頭はずっと揺れている。

 

何が起きたでしょうか?と聞いたら、彼女の曰く今年の年始から。

 

「病気になる前に何か西洋薬を飲みましたか?」

 

彼女が言うのは、「サインバルタ(Cymbalta) と言う抗うつ剤を2ヶ月飲みました。薬を止めて2ヶ月後こんな症状が出ました。」

 

彼女はまた言いました。「ほかのミネソタ州で西洋医学の先生に診てもらった事があるけど、何か西洋薬を飲んでないかと同じ質問をしてました。ただし、その先生は迷った最後カルテには書いてない。ただ薬の副作用かも知れないと言っただけ。」

 

私は彼女の陳述を聞いたあと、彼女に話しました。

 

「その先生がカルテに書かないのは、私はちっとも不思議だと思いません。

製薬会社を怒らせたくないから。

怒らせた結果は、いいこと一つもないから。」

 

私が見たのは、彼女の一生はこの薬で台無しになっている。

 

これが現実で起きている悲劇です。

 

もし私が彼女を救うことができなかったら、彼女の未来はなくなる。

 

一番のバカは私。

人生つまらなくて、大物の製薬会社を怒らせている。

 

このような抗うつ剤の副作用、私はたくさん見てきました。

 

肝臓がやられて体が揺れる、震える症状が出るのです。

 

治療としては肝臓の中を解毒して、肝臓の気の流れを良くして、鎮静作用がある生薬を使えば良い。

 

読者の皆さんはこの実例を見て、私が言う「西洋薬は悪魔、漢方薬は仏様」意味が分かりますか?

 

あなたは続けて西洋薬を信じるか?

もしくは漢方薬が好きになったか?

 

毎日たくさんの実例が出てます。

ただし、忙しくて書き切れない。