【※本記事は2019-07-28更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文です。
元の中国語リンク先は、
1.手足が氷みたいに冷たい不妊症の患者
今日はカナダから来た親子がいました。
もともと娘さんは、不妊症で今日予約した患者さん。
娘さんの話では、自分は子宮内膜症の手術を2回した。そして1回妊娠したことがあるけど失敗。だから、今日治療に来たのです。
問診で分かるのは、手足が氷みたいに冷たい。生理の量はどんどん減っている。
全部体内の冷えを証明しています。
これは、もちろん妊娠出来ません。
私は患者さんに教えました。
「どんな治療でも良いけど、治療後に手足がまだ冷たい場合は、効果がないことです!」
彼女はカナダの西洋医学の病院に、たくさんのお金と時間を取られている。体の苦痛も受けたけど、結果は無効。本当に最悪です。
私が彼女に出した処方箋は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ) をアレンジしたもの。
同時に彼女に教えました。
「漢方薬で治療するデメリットは、息子しか産めないこと。」
私が使う生薬はみんな陽のもの。だから、男の子しかできない。
もし、女の子が欲しかったら、寝室の位置など変えないといけません。
漢方薬で男の子しか産めない理由は、以下の記事をご覧ください。
2.肺がん手前のお母さん
娘さんが診察室を出るとき、同伴してきたお母さんが話しかけてきました。
「今日自分は予約してないので、次回来た時診察を頼みます」
私はお母さんに言いました。
「せっかくカナダから来てるのに、今日診ましょう。そうすると、来週来た時、再診察ができるので、あなたには有利です。」
お母さんはすぐ手続きをして診察室に入りました。
お母さんは娘さんより、状態がひどい。
お母さんが言うのは、上海でCTスキャンして肺の中に影がある。その時は生検をしてない。
彼女はずっと、この検査結果が気になりました。
何故かと言うと、彼女の友達が肺がんで死んでいるから。
肺がんは西洋医学の検査で分かるとき、だいたい末期です。
彼女の現在の症状は、毎晩4時くらいには必ず目覚める。そして、胸真ん中辺りは寝汗をかく。黄色い痰が出る。手足は暖かい。
私の検査では、彼女は現在まだガンではない。
ゴムみたいな粘る痰が、肺に詰まっているだけです。
痰を取り除く生薬であれば、問題は解決できる。
彼女が将来的に肺がんになるのも予防できます。
しかし、早めに治さないと、将来的に肺がんになるリスクが高まる。
中医学はもちろん手伝いができます。
西洋医学に任せると死ぬ道しかありません。
結論からすると、今日診るべきの患者さんはお母さんでした。
肺がんの原因に関して、ニハイシャ先生の弟子が書いた治療例で説明しています。どうぞご参考に。
3.乳腺症か乳がんかは、質問するだけで分かる
一人の若いお嬢さん。
コロンビアからお母さん同伴で来ました。
カルテに書いたのは、「胸のシコリ」。
お母さんは隣で泣いていました。
私は彼女に聞きました。
「生検したことがないですか?」
「ないです。」
「夜はよく眠れますか?」
「寝れます。」
「両足は暖かいですか?」
「普段は暖かいけど、冬だけすごい冷えます。
生理はよく早めに来て、4日くらいで終わります。」
私は彼女に聞きました。
「両胸は熱いですか?寒いですか?」
「触った感じは冷たいです。
普段も熱いと感じたことがないです。」
私は心のなかで思いました。
このお母さんは本当に心配しすぎ。
私は確定できますが、この娘さんは乳がんではない。胸のシコリはただの乳腺症。
本当の乳がんは、中医学で診断基準があります。
すべて自覚症状で決める。
西洋医学の体を傷つけるマンモグラフィ、生検などの検査が要りません。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
4.肺がんステージ4の患者
一人の男性、60代。
ネパール人。
アメリカの西洋医学の診断では、肺がんステージ4。
彼はネパールにいた時、検査した結果は肺に影があるだけ。確認の為にCTスキャンしたけど、何も見つからなかったです。
そして、彼はアメリカに来ました。
アメリカの西洋医学の検査で、最初は「肺がんではない」と言われました。しかし、生検したあとは「肺がんの可能性がある。もっと精密検査をしないと分からない」と言われました。
ただし、この検査のためには、胸を開けないとできない。
家族は年配者だから、こんな検査は無理だと判断して、友人の紹介でこちらに来たのです。
問診で分かるのは
- 睡眠は非常に悪くてよく起き上がる
- 咳が多くて、ネバネバの痰がよく出る。
彼は18歳から喫煙し始めて、今は止めているそうです - 普段は体が熱い
- 食は細い
- 大小便は正常
- 喉も渇かない
- 触診で分かるのは、手と額は熱い
- 胸痛はない
- 陽が陰に入れない症状もない
彼の一番良くない症状は、顔色が暗すぎでツヤがないこと。
これは肺がん(腫瘍)の色で間違いない。
しかし、すべての外部の症状から見ると、彼はまだ肺がんではないです。
私が思うのは、西洋医学の診断が肺がんであったり、肺がんでなかったりするのは、彼がタバコを吸い過ぎてたから。
一般のレントゲンでは、肺がんの確認が出来ません。
私の判断では、彼はまだ肺がんではない。
しかし、肺の中の痰を取り除かないと、将来的に肺癌になるリスクが高まります。
肺がんステージ4の治療例は、ほかにもあります。
以下は一つの記事、どうぞ参考になると幸いです。
5.不思議な皮膚病の患者
一人の看護師。
軍隊の病院から退職した人。
彼女は10年前から、不思議な皮膚病を抱えていて、どの西洋医学の先生でも、原因が分からないそうです。
彼女はステロイド剤の副作用をよく知っているので、もちろん薬も使ってないです。
今日は撮影した画像を忘れたので、明日診療所に行った時、画像をまたアップして続けてこの記事を書きます。
以下は彼女の皮膚の写真。
現在、誰も病気の原因が分かっていません。
写真を見ただけで、読者の皆さんも分かるでしょう。
患者さんはとてもつらいはず。
真っ赤になった皮膚は、痒く痛い。
10年以上、良くなったことがないです。
この皮膚病は、もしかしたら務めた病院の化学薬剤のせいかも知れない。もしくは、軍隊の専属医としていろんな国を回った時、ある国でウィルスに感染されたかも知れない。
処方箋はすでに出しています。
来週来た時、また診るつもりです。
この患者さんの追跡記録があります。
治療後の変化は、以下の記事をどうぞご覧ください。