本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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ワクチン接種後にてんかん発作。子供のⅠ型糖尿病などの中医学治療(2018-03-02修正)

こんにちは。李哲です。

今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文です。

 

元の中国語リンク先は、

2010年07月17日跟診之診療日誌

 

 

1.ワクチン接種してから癲癇(てんかん)になった子供

今日は二人の子どもが来ました。

一人目は5歳くらいの男の子。

 

男の子は6ヶ月くらいの時、ワクチン接種してから癲癇(てんかん)になりました。今は毎週3~4回、朝の九時になると必ず癲癇(てんかん)が発作する。

 

男の子はおばあちゃんが面倒を見ているから、おばあちゃんの質問が面白かったです。

「なぜ子どもは食後の8時間後に、必ず食べたものを吐き出すでしょうか?」

 

これは金匱要略に書いた、朝食幕吐。

胃の下に食べ物が詰まって消化ができないから、このような不思議な症状が出るのです。

 


 

おばあちゃんが質問したのは、「子どもはお腹が痛いと言うけど、なぜでしょうか?」

 

私はおばあちゃんに教えました。

「これは子どもの小腸が冷えているから、腹痛が出るのです。あと、食欲不振にもなっています。」

 

腹痛などはまだ治しやすい方です。

一番難しいのは癲癇(てんかん)。

 

望診で分かるのは、子どもの太陽穴は青黒色。

眼の上白あたりは、赤い糸みたいのがある。

これは痰が詰まっているのを証明します。

 

病気は上にあるので、吐き出す方法を使う。

これは経方の治療原則です。

 

私は子どもに吐き出す処方箋を出しました。同時に胃腸を強くするのと、詰まっている食べ物を出すのも。一石三鳥です。

 

とりあえず2週間分を出しました。

次回にまた様子を診るつもり。

 

2.ワクチンの副作用で、1型糖尿病になった子供

もう一人は、治療がさらに難しい子ども。

10歳くらい。1型糖尿病。

西洋医学でいう、インスリン注射に頼るしかない病気。

 

この病気は、ワクチンの後遺障害です。

 

子どもは今食欲が良すぎて、過度の肥満症。

体は熱くて汗がたくさん出る。

手も額も熱い。

これは陽明経の病気で間違いない。

 

先週来た時、大量の石膏を使い、1日で200gも使ったけどまだ熱いと言うので、今日は300gに増量してまた次回に診るつもり。

 

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石膏(せっこう)の画像

 

1型糖尿病は難病です。

完治の可能性は少ない。

漢方薬を飲んだあと、手の表と額の熱さが消えて、手のひらが暖かい症状があれば、治す可能性はあります。

 

もし、以上の症状が出なかったら、治せません。

 


 

私は子どものお父さんに言いました。

「漢方薬を飲んだあと、子どもの手と額の温度を診てください。

触っただけで、漢方薬が効き目があるかないかが分かります。

 

1ヶ月後、もし手と額がまだ熱い場合、漢方薬を止めるか飲み続けるかを決めていいです。飲み続けると決めた場合は、私も処方箋を増量することしかできないです。」

 

今日、ほかに診た重病人はいないので省略します。

今までの治療例から見ると、ワクチン後遺障害の病気、麻痺などは、ほぼ終身的な障害です。

 

私は心のなかで分かってるけど、患者さんの為に頑張ってやってみるしかない。じゃなかったら、患者さんはどうしたら良いですか?