本場の中国鍼:李哲鍼灸院

本場の中国鍼で生理痛、生理不順、不妊症、腰痛、肩こり、首こり、ヘルニア、胃痛、頭痛、がん緩和ケア、便秘、下痢など様々な不調を整えます!

医治有縁人(2018/04/02修正)

こんにちは。李哲です。

職業病なのか、毎日道端でいろんな患者さんを見かけます。

 

片足を骨折したのか、白い包帯を巻いて杖で歩いてるサラリーマン。

 

脳梗塞後遺症の半身不随で、杖で歩いてる40代の女性。

 

知的障害児。コントロールが効かなくて叫んだり走り回ったりしている。

 

看護する人に手伝いされ、車いすに座っている脳性麻痺の人。

… …

 

以前だったらかわいそうで、善意でわざわざ教えに行ったかも知れません。

 

「中医学の治療で良くなるかも知れないので、試して見たらどうですか?」

 

ニハイシャ先生の講義を勉強してから、このような善意は止めました。

 

善意は誤解されると逆の効果を招く。

 

こいつ、私のお金を取ろうとしているのではないか?

こいつ、なにか不純な目的があるのではないか?

 

だいたいの方は、警戒するでしょう。

 

中医学でよく言うのは、

医者父母心。

慈悲為懐。

 

同情心.慈悲は、必要だと思います。

ないと医療従事者としては働けない。

 

ただし、本当の慈悲は何なのか?

 

無料で生活用品を配れば慈悲?

貧しい人にお金を寄付すれば、慈悲?

 

医学.風水など中医学の知識を勉強して、新しい世界を発見した時は楽しいです。でも、辛くなる時も多い。

 

知識を知らなかったら何も考えないのに、残念ながら知っている。

他の人を見て、「あ~~~こうすれば良いのに…」と思うけど、それはあくまでも自分の思いでその人の思いではない。

 

ニハイシャ先生から教わったのは、「貴方の慈悲から生まれた行動が、良い結果にならなかった場合、本当の慈悲ではない」

 

余計なお世話は、怠け者を生み出すかも知れない。

過剰な同情心は、悪質な犯罪者を生み出すかも知れません。

 

慈悲の心で治療したのに、逆に恨みを買う。

おそらくニハイシャ先生は、辛い経験をたくさんしてきたと思います。

 

ニハイシャ先生の弟子。

悟った友人がその弟子に言ったそうです。


貴方は一所懸命、患者さんを助けようとしている。

でも、患者さんは貴方の助けを求めているのか?

 

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中医学で言う「医治有縁人」の言葉。

その意味は、お医者さんは縁がある人を治す。

 

縁があれば自然に探しに来るし、縁がない人にはわざわざ声をかけない。

 

聞く耳持たぬ人は、説得しようともしません。いくら善意で説得しても、無理だから。

 

人の運命はそれぞれ決まっているので、運命に任せます。

 

以上の理屈は分かるけど、それでも黙々とブログを書く目的。

誰かを説得する為ではなくて、このような選択肢もあることを、知らない人に教えるためです。

 

これをきっかけで、一人でも考え方が変われば良いなと思います。