本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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痔の原因と鍼灸治療(2018-03-01修正)

こんにちは。李哲です。

 今日は私の鍼灸例。

 

痔の原因と対策も書きます。

 

ある男性、いろんな自覚症状があり、痔はその中の一つでした。

 

痔はしょっちゅうではなくて、たまに出る。主な症状としては、出血が伴い肛門周りに湿気が多い感じ。

 

楊維傑先生の董氏奇穴教科書に書いたのは、委中穴の刺絡が一番有効な治療穴

 

ほかには膀胱経の承山(必ず3寸の針で底まで刺さないとダメ)、奇穴の二白、肺経の孔最などが挙げられる。

 

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この男性は、委中の刺絡と承山穴だけで十分でした。次に来た時に聞いたら、出血はもうなくなり座っていても、お尻は変な感じはない。

 

痔は施術1回で変わるときもあり、2,3回で変わるときもありました。

 

ひどくても3回位で効果が分かるはずです。

 

この男性が自覚する肛門周りにある湿気。

これは腸に溜まっていた湿気が下に落ちて、肛門周りに来るのです。

 

その上に、熱気がこもる(西洋医学でよく言う炎症)から、湿気と熱気が混ざり合い、最後は痔の症状が出る。

 

痔の治療には、こもった熱気と湿気を両方解決しないといけない。

 

一般的に痔は、男性のほうが多いです。

何故かと言うと、男性の陽気(温める気)が女性より多いから。熱がこもる可能性も女性より多い。

 

女性は出産時によく痔になるけど、これは出産時の姿勢に問題があるからです。

 

ニハイシャ先生は話しましたが、昔の妊婦さんはほぼまっすぐに座った状態で出産します。今みたいにベッドに寝る感じではない。

 

まっすぐに座った状態だと、重力で赤ちゃんが出やすくなる。

仰向けでは重力の助けがないので、妊婦さんはすごいお腹に力を入れて踏ん張るしかない。

 

その結果、お腹に力を入れすぎて直腸に傷つけ、痔になるのです。

 

普段から便が硬くて出にくく、お腹に力を入れすぎて痔になるケースもあります。しかし、これは便秘症が原因なので、痔とはまた違うもの。

 

痔の別の原因。

デスクワークで座りっぱなし、運動しない人が多いです。

 

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歩く.運動は湿気をなくす良い方法。

運動すると汗をかくので、こもった熱が発散します。

 

ちょっと激しい運動したあと、いつもより臭い汗が出ると思いますが、それが深い所に隠れている湿気です。

 

定期的に運動して外に出さないと、後々になって害を及ぼす。

 

万が一、痔になった場合、漢方薬も鍼灸もすぐ解決できます。

 

手術する必要もありません。

 

漢方薬.鍼灸で痔が治ったあとは、必ずたくさん歩いたり、運動したりして湿気とこもった熱気を自分で外に出す事。

 

これを守らないと、また痔の再発になります。

日常で禁止すべき食べ物 ももちろん守る必要がある。)