本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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胆管がん、糖尿病とニューロパチー、腺癌の漢方薬治療例(2018-02-28修正)

こんにちは。李哲です。

今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文です。

 

元の中国語リンク先は、

2010年08月26診療日誌

 

1.胆管がんは続けて進歩している

今日二人の夫婦。オレゴン州から来ました。

香港の華僑です。

 

奥さんが心配しているのは、旦那さんの胆管癌の悪化したこと。

旦那さんは今年の3月から漢方薬を飲み始め、初診時は顔先生が診察しました。

 

その後は林先生が診て、今は私が診ています。

 

患者さんは服薬後から今日まで状況は良好。

すべての症状から見ると、患者さんは進歩しています。

 

私は顔先生の処方箋を元にして、何種類かの生薬を入れただけ。

このまま進歩していけば、患者さんは胆管癌で死ぬことはない。

 

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2.両足の痛みとむくみが消えた2型糖尿病

先週木曜日に来たアメリカ人のおばあちゃん。1947年生まれ。2型糖尿病歴が23年。

 

この23年間は、ずっと西洋薬で血糖値をコントロールしていました。

 

ここに来た時は、両足の針で刺されるような痛みと麻痺などの症状(ニューロパチー)が現れていました。

 

私は処方した時、彼女に話しました。

「血糖値は200を基準にします。200以上だったら西洋薬を飲んでも良い。200以下だったら、西洋薬を飲む必要がありません。」

 

今日再診察したら血糖値は180.

血糖値を下げる西洋薬は要らない。

両足の痛みはなくなり、麻痺が少し残っている。

もともとあった、両足のむくみはなくなりました。

 

患者さんは自分が進歩していることを自覚していて、長年の血糖値を下げる西洋薬を止められた事で喜んでいました。

 


 

このような治療例は、非常に多いケースです。

 

西洋医学では、「血糖値をコントロールしないと腎不全になる」と言います。

しかし、たくさんの患者さんは、厳密に血糖値をコントロールしているけど、最後は腎不全になっています。

 

これで分かりますが、腎不全は高い血糖値が原因ではありません。血糖値はずっとコントロールされているので。

 

腎不全は、血糖値を下げる薬の副作用からきています。

つまり、糖尿病は西洋薬でコントロールすれば、結果はどんどんコントロールできなくなり、悪化します。

 

人工透析になった40%以上の患者さんは、みんな長期的に血糖値を下げる西洋薬を飲んだから腎不全になっている。

 

この患者さんの回復は早かったです。

完治になる可能性もあります。

 

台湾の前大統領蒋経国さんは、糖尿病で死にました。彼は西洋医学を信じて、西洋薬の副作用で死んだのです。

3.認知症は、腎臓を大量に補うのが治す方法

一人のアメリカ人爺ちゃん。80歳。

認知症(痴呆症)で来ました。

今は一人で生活する事ができない。

誰か1日中面倒を見ないといけない。

 

認知症(痴呆症)は長い間の治療が必要です。

がん治療よりも、時間がかかるかも知れません。

 

記憶力がなくなったのは、腎臓の陽気が無いからです。

陽気を補充しないといけない。

 

陽気の補充は、若者のほうが速いです。

年寄りは気と血、両方足りないので、陽気を強化する生薬で、徐々に衰弱した腎臓を強化しないといけない。

 

このような腎臓の陽気を補充するのは、経方家にしかできません。

温病派の中医学治療になると、すべて陰虚の診断になり、治療しても効果が出ないです。

 

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4.余命数ヶ月の腺癌第4期

今日の午後に来たアメリカ人。64歳。

彼はこの周辺の病院で腺がん (Adeno Carcinoma)第4期だと診断され、余命はあと何ヶ月だと宣告されました。

 

彼は1週間前に診断で分かり、抗がん剤療法を拒否し、友人の紹介でここに来ました。

 

私はこの周辺で、まあまあ知名度がある中医師です。

一般的にこの周辺の西洋医学の先生は、私が処方した漢方薬を飲んでいると聞いた場合、反対する人があまりいません。

 

何故かと言うと、彼らはもともと死んだはずの患者さんが、私の漢方薬を飲んで逆に生きているのを自分の目で見ているから。

 

だから、彼らは末期がんの患者さんが、私の治療を受けるのを反対していません。

 


 

彼の主な症状は、

  • 不眠症
  • 毎日寝汗をかく
  • 体重はこの3ヶ月で60パウンド(30kgくらい)下がっている
  • 食欲は良い
  • モルヒネを使っているので、その副作用で便秘症
  • 体力が全然なくて、ステロイド剤で体力を維持している
  • 喉はとても渇く、冷たい飲み物をほしがる
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 背中の下方の右側の脊柱に近いところが、とても痛い。これはちょうど腫瘍があるところ

 

他にももちろんたくさんの腫瘍があります。ここが一番大きいやつで、一番痛いところ。

 

彼は現在、上熱下寒で陰と陽が離れるところ。

陽気が消耗し終わった時は、亡くなる時。

 

検査したあと、私は一つの処方箋を出しました。

上熱下寒を治す同時に、消耗し続けている陽気を収納でき、腫瘍を攻撃しながら体の免疫にも傷つけないように。

 

この処方は命を救う処方です。

一発で的を命中しないといけない。

 

そうじゃないと、患者さんの悪化する速度は非常に早く、漢方薬が効果を出す前に患者さんが亡くなるかも知れません。

 

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処方箋で使う猛烈な生薬と使用量は、みんな臨床経験で積んだ物。生徒の皆さん、私の考え方と治療法に付いてきて下さい。

 

この処方箋が患者さんに効くか効かないか、私は心のなかから知っています。

この処方箋は、必ず一発で的を命中。

 

幸いなのは患者さんがここに来る前に、放射線療法.抗がん剤をしてないこと。これは患者さんにとても有利です。

 

望診で分かるのは、顔色はまだ悪くない。

人はすごい痩せているけど、形はまだ良い。

脈診では1息6至。

 

これはまだ生存の可能性が高いことを示す。

 

一般的に末期がん患者さんが、ここに来る前に抗がん剤.放射線療法などを受けたら、ほとんど精神も体型も崩れていて、半殺しの状態で来ている。この時はすでに遅いです。

 

今日はまた、小児の白血病とリンパ癌が悪性脳腫瘍に転移した良い治療例がありました。

 

ただし、私の体力が限界になって書ききれません。

体力が回復したら、またの機会で書きます。