【※本記事は2019-05-03更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文。
白血病、乳がん、前立腺がん、肺がんと悪性脳腫瘍の漢方薬治療例です。
元の中国語リンク先は、
- 1.末期の乳がん患者さん、心配症で急激に悪化
- 2.漢方薬を差別する白血病患者
- 3.乳がんの中国人
- 4.ビタミン剤で前立腺がんになったアメリカ人
- 5.余命3ヶ月の肺がん+悪性脳腫瘍の女性
- 6.乳がんのシコリが改善し続けている患者
1.末期の乳がん患者さん、心配症で急激に悪化
今週、研修に来た生徒さんたちは、末期の乳がんと悪性脳腫瘍と肺がん、そして前立腺がん.白血病など数多くのがん患者の診断方法と治療法を見ました。
末期の乳がんの女性は、先週来た時ずっと進歩したけど、今週来た時は急激に悪くなりました。
彼女は海辺で日光浴している時、突然呼吸困難になり、すごく緊張して「自分の乳がんが肺がんに転移したのではないか?」と不安に落ちたのです。だから、今回診察に来た時は、とても不安の顔でした。
先週、私に話した内容すら忘れています。
先週、もともとあった左乳房の熱い部位は減りつつあるのを忘れて私に言ってない。言ったのは、乳房のシコリがとても硬くて、人の手みたいに肋骨を強く引っ張っている。これは病状が悪化したことです。
その原因は、彼女の過度な心配症。
毎日病状ばかり考えると、うつは肺を傷つけるるので呼吸困難の現象が現れます。
呼吸困難が出てから彼女は更に不安になり、病状は更に悪化。
この治療例で分かるのは、患者さんの気持ちは病状の悪化若しくは進歩を司る主な原因です。
重症のがん患者を治す時、最も難しいのが患者さんの恐怖を、怖がらないようにすること。
一人の重症のがん患者が、極度の恐怖に落ちたら、ほとんど救いようがありません。
これは患者さんの無知からくる遺憾なことです。
西洋医学はこんな状況を作り出す裏の主な推進者。
毎回、西洋医学が直接患者さんにあなたの余命はいくらだと言った時、患者さんはその場で失神し、何も考えずに死ぬのを待っています。
だから、西洋医学が余命宣告した時は非常に正確です。
特に台湾では、ほぼ例外がありません。
私の診療所ではたくさんの例外がある。
毎回西洋医学の先生を驚かせます。
霊でも見たのではないかと。
2.漢方薬を差別する白血病患者
白血病の患者さん、木曜日に再診察に来ました。
彼のもともと高かった白血球は、一直線で下がっています。
思いの外、彼が私に言ったのは、「漢方薬のせいかも知れません。」
この話を聞いた瞬間、私はすぐぶち切れました。
お金は儲からないくてもいい。
しかし、中医学をいじめるのは許せない。
私はすぐ彼に宣告しました。
「これは100%漢方薬のおかげです。
絶対にかも知れませんの表現でない。
あなたが認めないなら、私はすぐ漢方薬を止めます!」
彼は私の話を聞いて、すぐかも知れませんの言葉を撤回し「確かに中医学のおかげです。私は非常に満足しています。」と話してました。
本当に中国人をバカにしたがるアメリカ白人。
読者の皆さんは安心して下さい。
すべての中国の伝統文化をいじめようとする人と企みは、私の敵のリストに入る。
私はあらゆる方法で、敵をいじり倒します。
私の性格には2つの短所があります。
一つは、かたきを覚える。
いったん我々の中医学の悪口を言ったら、私は一生あなたの名前を覚えます。あなたは一生かたきになる。あなたを忘れない.許さない。
二つ目は、身内を守る。
中医学を支持する人、私の生徒さんたちは最後まで保護します。
3.乳がんの中国人
一人のトロントから来た華僑。女性。30歳。
彼女が言うのは、左乳房にシコリがある。
西洋医学の生検など検査を受けてない。
左手をあげた時、左肩の下が痛くなるそうです。
私が質問する前に、彼女は話しました。
「妊娠1ヶ月です。」
私は生徒さんたちによく言います。
「治療には縁が必要です。縁がない人は私の前に来ても、治すようがない。」
中医学では母乳が生理だと言います。
だから、女性は妊娠中に最も乳汁がたまりやすい。気をつけないと乳がんになりやすくなる。
以上の原因で、たくさんの母乳育児は乳がんの予防ができます。
4.ビタミン剤で前立腺がんになったアメリカ人
一人の男性。アメリカ白人。60代。
1年前に前立腺がんだと診断されました。
当時、彼のPSA値は20。
診断されて彼はすぐ退職手続きをして、年金生活をしてきました。
この1年はなんの治療もしてない。
たくさんのビタミン剤を飲んだだけ、癌の緩和になると思って。
私はその場で彼に話しました。
「あなたの行動は、どんどん悪化するだけです。
ビタミン剤があなたの前立腺がんの主な原因だから。」
私は彼に質問しました。
「今のPSA値はいくらですか?」
彼の答えは、「50です。」
私は彼に話しました。
「常識で考えて下さい。この1年間、あなたが間違ってるなければ、なぜPSA値が2倍も上がるでしょうか?この数値が示すのは、ビタミン剤は役に立つところか、逆に癌細胞の成長を促進します。」
ビタミン剤を信じる人は、癌を作り出すビタミン剤を止めないで、どんどん食べて下さい。将来、社会には賢い人が増えて、バカは減る。
何故かと言うと、バカはみんなビタミン剤を食べて早死になって、残ったのはビタミン剤を食べてない賢い人だけ。
5.余命3ヶ月の肺がん+悪性脳腫瘍の女性
一人の白人女性、60歳くらいの方。
2009年3月17日に初診に来ました。
当時、彼女は肺がんと悪性脳腫瘍だと診断されて、余命は3ヶ月だと西洋医学に言われました。
先週、彼女は西洋薬(Decatron)(西洋医学が言うのは、脳に溜まっている水を出せる)を飲んでから、全身の震えが止まらない。精神的にも不安になりました。
8月12日に私の診療所に来たのです。
私は彼女に説明しました。
「生半夏という生薬があるけど、我々中国では1000年以上使っています。その一つの効能が脳に溜まっている水を無くす。効果が良いだけではなくて、副作用もない。ただ、一時的に声がでないだけ」
彼女はこの副作用を聞いて、びっくりしていました。
私は冗談を言い、彼女を笑わせるため。
「安心して下さい。
どのように解毒するかは、私は分かっています。
あなたは声がでない事にはならないです。」
生半夏は中国の昔、お婆ちゃんの為に使われています。
何故かと言うと、お婆ちゃんが一番話しが多くてうるさいから。
彼女は今年の3月から私の治療をし始め、今日もまだ生きています。
その間、彼女はステロイド剤など飲んだけど、まだ癌で死んでないです。
6.乳がんのシコリが改善し続けている患者
7月末に来た乳がん患者さん。
今日また再診察に来ました。
乳房のシコリは徐々に柔らかくなっている。たまに刺さる痛みがある。
睡眠は良い。食欲は正常。体力は良い。足も暖かい。状況は良いです。
今日彼女は私に一つ教えてくれました。
2005年に彼女が乳がんだと診断された時、彼女の一人の友人も同じ乳がんだと診断。
その友人は麻酔科医で、最高級の医療保険があり、旦那さんに連れらて西洋医学の伝統的な治療を受けた。
最初は乳房の切除。その後は抗がん剤。当時、彼女の髪は全部抜けて歩けない。短期の記憶喪失までありました。
去年の3月、その友人はまた乳がんから悪性脳腫瘍に転移したのがみつかり、再び手術で切り取り。
手術した先生は腫瘍が深すぎて、全部は取りきれず8割だけ切ったそうです。その後は悪性脳腫瘍が悪化し、再び手術。6週間後、その友人は亡くなりました。48歳。3人の子どもを残して。
彼女は最高級の医療保険がない。
彼女は西洋医学の治療を疑っているので、ずっと自然療法で乳がん治療をしてきました。
乳がんになってから、彼女の乳房は痛くなったことがない。
毎日ピアノ引いて、サックスを吹いて音楽を愉しんでいます。
先週、西洋医学の話を信じて、アバスチン(Avastin)を飲まなければ今は更に状況が良いはずです。