本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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孫培栄先生の治療例:歯茎から出血。(2018-02-22修正)

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こんにちは。李哲です。

今日は孫培栄先生の鍼灸医案です。

(当院の治療例ではないので、間違わないで下さい)

翻訳文

【案例一】

 

区さん、女性。

三十六歲。

出身地は台湾。

住まいは台北県新店鎮二十張路。

 

歯根出血があって、出血したり止まったりする。

すでに8年経って、顔色悪くて血の色が見えない。とても痩せて骨しかない。フラフラして精神朦朧。

 

張君の推薦で、1974年3月4日に治療に来ました。

 

刺したツボは、大椎。2椎。3椎。脾兪。胃兪。足三里穴、合谷穴など。

 

数回刺して治癒。

 

【案例二】

張君。

二十六歳。

出身地は福建。

住まいは台湾省基隆市信二路。

 

歯根出血は半年くらい。

1968年12月19日に治療に来ました。

 

刺したツボは上と同じ。

 

4回で治癒。

 

李哲 感想:

 

2椎というのは、陶道穴。

3椎というのは、身柱穴。

 

大椎は【諸陽之会】で、各陽経の交差路です。

つまり、陽気をコントロールできる要所。

 

陽気が上に上がりて溢れたら、ここで刺絡。

足りなかったら鍼若しくはお灸をする。

 

はぐきの出血は、ほとんど陽気が上に上がり過ぎの時です。

 

西洋医学の言葉でいうと、炎症に近い。

 

だから、大椎.2椎.3椎をつなげて刺すでしょう。

 

歯根は肉で、肉は中医学で陽明経が管理すると言います。陽明経【土】、つまり脾経と胃経を指します。

 

ただし、胃経が直接歯の周りを通るので、胃経の足三里穴など選んだと想定します。

 

合谷穴は顔全体に効くツボ。

 

西洋医学では歯茎からの出血は、歯周病が原因だと言います。

 

歯ブラシを変えたり、物理的な方法はいろいろありますが、体の中を変えることはできないですね。

 

治らなくて悩んでいる方は、中医学の治療を試して下さい。