本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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耳鳴りの高い音は低くなり、嘔吐で胃液まで吐いて辛いのを改善した鍼治療例

【※本記事は2020-03-09更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

耳鳴りと胃腸障害(嘔吐で酸っぱい胃液まで吐いた)、数回で改善した症例を記録しました。

 

 

1回の鍼で、高い音の耳鳴りが低い音になった

 

2016年12月3日。

初診日。

50代の女性、乳がんからリンパ節、すい臓、胃、肺に転移した鍼灸治療例に書いた女性が、連れてきました。

 

飛び込みで入ったので、施術する時間も準備もなくて、短い時間内でやってみたのです。

 

彼女の主訴は耳鳴り。

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当時刺したツボは、

耳門、聴宮、聴会。合谷。関元。巨闕。復溜。

中白。下白(この2つは董氏奇穴)

 

この日は混んでいたので、他の記録はしてない。

 


 

2016年12月10日。

2回目の治療。

 

彼女が言うのは、

「先週の施術後に、耳鳴りはだいぶ良い感じです。

以前はキーとする高い耳鳴りだったけど、今はジーという低い耳鳴りに変わりました。」

 

耳鳴りに関して、漢方薬の効果もいいです。

以下の記事、どうぞご参考に。

 

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耳鳴りはもう少し進歩

 

2016年12月14日。

3回目の治療。

 

彼女の報告:

耳鳴りはもう少し進歩。

静かなところではジーという耳鳴りするけど、にぎやかなところに行くと分からない。

 

彼女は耳鳴り以外に、肩と首がこってたまに風池あたりをもみたくなる。目も疲れるそうです。

 

今日刺したツボは、耳門、聴宮、聴会。後渓。申脈。合谷。太陽。頭臨泣。関元。巨闕。復溜。中白。下白(この2つは董氏奇穴)

 

疲れ目は比較的に著しい変化が見られます。

以下はドライアイで目がつらい女性、1回だけでもすごいよく見えるようになりました。

 

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胃液まで吐いて、胃が辛いのを1回で改善

 

2017年1月11日。

5回目の治療。

 

彼女の報告:

今朝吐いてしまったそうです。

朝食べてないので、吐き続いたら酸っぱい胃液まで吐いてしまった。

 

彼女は「自分はノロウイルスではない」と言ってました。
話を聞いたら、今まで何回か吐いてしまった事があるそうです。

 

彼女が言うのは、「胃腸が弱いなのか、食べても太らないし、たくさん食べると具合悪くなるし、こんな症状を早めに言えば良かったです。」


今日刺したツボは、耳門、聴宮、聴会。公孫。中脘。上脘。復溜。腎関(董氏奇穴)。足三里。合谷。巨闕。関元。束骨。養老。陽白透魚腰。

 

帰りに彼女が言うのは、「胃がスッキリしました!」

 

胃が辛いのは、鍼でその場で改善もしくは完治できます。

以下は一番ひどい胃痛を治した例、参考になると幸いです。

 

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帰りに彼女はまた話しました。

「自覚症状を言うときりがないので、遠慮して胃腸の事.老眼の事を言ってないです。」

私「辛いところはなんでも良いので、相談して下さい」

 

念のために、彼女のお腹の中脘に丸をつけて、ここにお灸を毎日7個、9個して下さいと教えました。鍼に来れなくても、胃が辛くなったら自分で治療できるので。

 

お灸したら胃腸の調子は更に良くなった

 

2017年1月18日。

6回目の治療。

 

彼女の報告:

前回の鍼をしたあと、胃は良くなり、お灸をしたら更に良くなった。

お灸をすると、すごいお腹が空くことに気づき、彼女は今夕ご飯の前にお灸をするそうです。

 

お灸をするといっぱい食べられるし、胃腸がつらくならないから。

この前は肉が食べたくて、野菜と一緒に食べたら、胃は辛くならなかった。以前は胃腸が弱くて、肉など重いものは食べられなかった。

 

お灸のツボは、以下の記事に書いた中脘がオススメ。

自宅でもできるので、ぜひ試してください。

 

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耳鳴りはまだ少しあるけど、たまに無い時もあって気づかないくらいだそうです。

 

今日は仰向けのみ。

刺したツボは、公孫。後渓。合谷。太陽。頭臨泣。中脘。巨闕。関元。気海。足三里。復溜。足臨泣。太白。耳門、聴宮、聴会。

 

足臨泣と太白を追加したのは、五門十変理論で『甲乙合化土』。土は金の母で、金を養う。

 

それ以外に、足臨泣は目にも良い。

一石二鳥なので、消化系を強化する時に、よく使うツボセットです。

 

彼女は土の臓器(脾と胃)が弱いので、たくさん食べられないし、食べても太らない。

 

この2つのツボの組み合わせは、食欲不振にもいいし、金の母で皮膚を養うので、乾燥した肌にも良いです。一石二鳥

 

乾燥肌が改善した例はほかにもあります。

以下の記事、参考にしてください。

 

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耳鳴りが完全に消えてないけど、以前よりはだいぶ音が小さくなった


2017年6月。

用事があって電話したついでに、彼女の体調を聞いて見ました。

 

彼女が言うのは、

「耳鳴りはあったりなかったりする。

でも、以前のような大きさではないです。」

 

耳鳴りは中医学でいうと、腎虚証が多いです。

治療として腎臓の強化と、耳周り(耳管)のつまりをなくせば、耳鳴りは治る。

 

人によって治療回数は異なりますが、3~4回で効き目があるかないかを分かります。