本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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指を切って血が噴水みたい!漢方薬で止血し傷口を治した例

【※本記事は2019-04-27更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の弟子が投稿した記事。

 

包丁に切られて、噴水みたいな出血が漢方薬ですぐ収まり、わずか14日で傷口がきれいに治った記録。参考になれば幸いです。

 

中国語本文のリンク先は、人紀外科事件簿 : 菜刀砍傷

 

 

指を切った事故の経由

 

日付:2008年6月7日、土曜日、朝9時前。

地点:騒がしい昔ながらの市場。

 

患者は70歳の婦人。

婦人が市場に来て野菜を買う時、竹を切る包丁を落として自分の指を切ってしまった。その場で噴水みたいに出血。傷口が深いので、出血量は少なくなかったです。

 

切ったのはおそらく左の親指の大きな動脈。

 

傷口は1.5cmくらい。

縦の深さは0.5cmくらい。

斜めの深さは1cmくらい。

 

漢方薬の処置

 

漢方薬の粉をまいて、30分後には止血した

 

●2008年6月7日。

婦人に会ったのは朝9時過ぎ。

婦人の出血量はまだまだ多くて、出血が止まらない状態。

 

婦人は鍼を怖がっていたので、血を止めるツボを押したけどあまり効果がなかったです。すぐ大量の生薬を粉にして、傷口の上に撒きました。

 

処方箋:

大黄、黄柏、黄連、黄芩、レンキョウ、金銀花。

 

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連翹(レンギョウ)の花

当時の考え方:

4つの「黄」は消炎解毒作用がある。

レンキョウは消炎、膿を出す事ができる。

金銀花は消炎の手伝いができます。

 

実際の治療効果: 

粉薬を傷口にまいてから、血流はすぐ緩くなり、30分後には出血がすでに止まりました。傷口の裂ける痛みも、徐々に消えました。

 

朝は1時間毎に粉薬をまいて、午後からは8時間毎に1回交換。

水に触れるのは厳禁。

夜寝る時は、通気性がある防水バンドで巻く。

 

傷口の痛みは治り、浸出液も出なくなった

 

●2008年6月8日。

8時間毎に粉薬を入れ替えるて、水に触れるのは厳禁。

傷口の痛みは、ほとんどなくなりました。

故意に触れない限り。

 

●2008年6月9日。

傷口の回復はOK。

しかし、一か所だけ粉薬を撒いても、中から滲出液が出ました。

 

これはきっと深い傷口のせいだと思います。
処方箋に、白朮.茯苓を追加。

 

当時の考え方:

人紀クラスで教わったのは、白朮.茯苓は湿気が取れる。

湿気が取れなかったら、今後は必ず膿んでしまいます。

この2つを追加しても足りなかったら、赤小豆を追加するつもり。

 

実際の効果:

半日くらいで傷口からの滲出液は乾いて、赤小豆の出番がなくなりました。

 

●2008年6月9日。

朝晩、1回ずつ粉薬を入れ替える。

 

傷口のかさぶたがきれいに取れて、新しい肉が再生された

 

●2008年6月10日。

ケガしてから4日後、傷口に触れても痛くないそうです。

ただし、傷口の外側に青アザがあり、指を強く握ることができない。握ると痛い。

 

前回の処方箋に、茜草.桃仁を追加。

 

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茜草(せんそう)の画像

当時の考え方:

この2つは瘀血を取り、血の流れをよくする生薬。

傷口は肝経にはないけど、家にちょうど茜草があったので、役に立つだろうと思って追加。

 

実際の効果: 

1日後、青アザは徐々に薄くなり始めました。

 

●2008年6月11日。

傷口は徐々に、かさぶたができ始めました。

 

●2008年6月13日。

ケガしてから7日後、指を強く握っても痛くならない。

かさぶたの形は非常に綺麗です。

 

●2008年6月21日。

かさぶたが取れて、綺麗な新しい肉と皮膚が再生してきました。

 

治療は以上で終わり。

 

今回のの治療で得た感想

①漢方薬は手術よりも回復が早い

人紀クラスの教えがなかったら、このようなケガはおそらく外科医が縫うでしょう。でも、完治するまではこんなに早くできない。

 

自分の経験からすると、傷口が深い時は最低1ヶ月経ってから、かさぶたができ始める。手術した場合、婦人はすごく苦痛に耐えるしかないのです。

 

漢方薬は本当に強い。

師匠が教えてくれた人紀クラスは、本当にすごいです。

 

②ケガには粉末の生薬を使うべき

 

師匠が教えてくれたのは、傷口には粉薬を使うと綺麗に再生できる。粉薬は隙間があり、皮膚が呼吸できるから。今回の治療で完璧に検証できました。

 

先に師匠が正しいと設定する。

その後、検証してみる。これが人紀クラスを学ぶ不二の法門。

 

③骨にヒビが入る、筋が切れた時の漢方薬対策

 

もともとは、傷口がよく治らなかったら、玉竹を使うつもりでした。玉竹は筋肉の再生を手伝うから。

 

万が一、骨まで折れた場合は続断。

筋が切れた場合は秦艽。

でも、この2つを使う前に患者さんの傷口は治った。

 

④芍薬と蒲黄でも止血作用がある

 

あとで考えたのは、もし患者さんが鍼を怖がっていたら、大量出血した時にもう一つ生薬が使えたかも。それは芍薬。

 

芍薬は収斂の作用があるので、血を止める事ができたかも知れません。友達から教わったのは、蒲黄粉でも大量出血を止められる。

 

⑤もう一人の治療例:傷口の治りは想像以上に速かった

 

2007年の夏、知り合いがバイク事故で飛ばされ、手足に擦り傷がありました。ところどころ皮膚がなくなっています。

 

何人か人紀クラスの授業を受けた人は先に鍼をして、鎮痛剤の代わりにしました。私は生薬の粉を作って、黄連.黄芩.大黄.黄柏をベースにして、あとは白朮.茯苓を追加。

 

生薬粉を傷口に撒いたら、一晩でかさぶたができました。

 

傷口が治るスピードは私の想像以上。

始めて人紀クラスの授業を受けた私たちは感動しました。

師匠が教えてくれた中医学は、本当に素晴らしいです。

 

⑥中医学は宝もの

 

この婦人の傷口は、去年の友達の傷口より深くて出血量も多いです。しかし、素早く回復することができました。

 

私たちが読んだ人紀クラスの教科書は、本当に宝物。

人を救う事ができます。

 

師匠の教えに大変感謝しています。

 

弟子 楊小邪 敬書

 

倪海厦(ニハイシャ)先生の評価

 

書いた人は、広州中医薬大学の修士を勉強している人です。

皆さんはここで分かりますが、人紀クラスの中医学を習った後、すぐ現場で患者さんを助けることができます。

 

彼らが学校で習う臨床よりも強い。

 

医学は中医学と西洋医学の区別がありません。

患者さんに有利であれば良い医学です。

 

今すべての臨床例が示すのは、西洋医学と温病派中医学は病気が治せない。経方家しか病気が治せません。

 

修士を習得した後、民衆の苦痛をもっと解決して、本物の経方家になって下さい。