本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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【翻訳文】顔北辰医師の肺がんの治療例(1)(2018-02-19修正)

こんにちは。李哲です。

今日はニハイシャの弟子が投稿した記事を翻訳しました。

 

中国語本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/lung16.htm

翻訳文

白人女性。55歳。

初診日は2007年12月17日。

 

彼女は2007年2月14日、呼吸困難で病院に行ったら肺がんだと診断され、すぐ手術で腫瘍を切り取り、手術後は呼吸が大丈夫になりました。

 

手術後に彼女は抗がん剤と放射線療法を始めて、前後に34回の治療を受けました。

 

これで治ったらと思ったら、2007年の8月に胃が腫れて痛い.便が出なくて病院の検査を受けたら、がん細胞は大腸に転移しているのが発覚。

 

そして、また大腸にある腫瘍を切り取り。

 

手術後は良くなりました。

 

しかし、10月にまた飲食ができない。排便ができない。

 

検査を受けたら、大腸に腫瘍ができている。

 

また手術して腫瘍を切り取り。

 

これで患者さんは、もう西洋医学を信用できなくなり、中医学の治療を求めて来ました。

 

私が患者さんを診た時、彼女の睡眠はとても悪かったです。

よく夜中の3~5時に目醒めて、その後は寝れない。5時以後になると寝れる。

 

ここで分かりますが、患者さんの病気はまだ肺にあり。

大腸にある腫瘍は、肺から転移して来たものです。

 

肺と大腸は表と裏の関係。

西洋医学は大腸の腫瘍を切ってもまだできるのは、本の肺のほうが治ってないから。

 

患者さんの食欲は非常に悪い。

味覚もない。

 

これは患者さんの膵臓、脾臓がダメージを受けた症状。

 

この状況は、よく手術後の患者さん。抗がん剤、放射線療法を受けた患者さんに見かけます。

 

何故かと言うと、人間の免疫力と言うのは、簡単に言うと人の消化系です。

 

抗がん剤、放射線療法が破壊するのは、ちょうど人間の免疫力(消化系)。

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他の症状は、

大便4回くらい。下痢。

小便の色は濃い黄色。

精神状態は悪い。

疲れやすい。

汗が出やすい。

夜間は身体が熱い。

 

これは陽が陰に入れない証拠。

 

足はまだ温かい。手は冷たく、額は熱い。

脈診では沈数。

1息9至。

 

眼診:

心臓の区域は淡平、肝臓の区域は紊乱、瞳孔の収縮は弱い。

 

ニハイシャ先生が話したのは、女性が肺がんの原因は、みんな心臓が弱くて乳汁を肺から子宮まで送れない。若しくは大便から出せない。乳汁が逆流して肺に入って肺がんになる。

 

肺と大腸は表と裏の関係です。

 

患者さんの肺の中の腫瘍を切っても、乳汁は相変わらず出るし、乳汁の正常な循環ができない。

 

そして、大腸に乳汁が流れて大腸がんになる。

 

だから、根本は患者さんの心臓を強化して、乳汁が逆流して肺に入れないようにして、その後は脾胃(消化系)を強化。

 

中医学の理論では、消化系は後天のもとです。

もとをよくしないと、気と血が増えないし免疫力も強くならない。

 

同時に患者さんは大量の西洋薬を飲んできました。抗うつ薬、安眠薬、鎮痛剤などで、肝臓の損傷が起きている。

 

肝臓は一番大事な解毒器官。

だから、患者さんの解毒機能は落ちて、体の回復が遅い。

 

初診の時、私は血を補って心臓を強化し、病状がさらに悪化するのを止めました。

脾臓の強化をして、気と血のもとを確保。

 

同時に肝臓の解毒作業を助けて、西洋薬の毒素を出す。

また、腎臓の強化をして、水が木を産めるようにしました。


 

大腸と肝臓の間には弁膜がない血管があるので、さらなる転移を止めないと必ず大腸から肝臓がんになります。

 

1週間後、患者さんは再診察に来ました。

彼女が言うのは、食欲がだいぶ良くなった。

睡眠は徐々に良くなり始め、精神状態も良くなった。

 

私はぱっと聞いて、患者さんにはまだ希望があるのが分かりました。

 

そして、もとの処方箋に心臓を強化する生薬を追加して、1ヶ月処方しました。

 

その後、患者さんは再診察に来て言うのは、食欲はとても良い。

夜中の3時~5時は起きなくなった。

手足は温くて、額は冷たい。

 

ほかのは全部良いけど、胸が苦しく咳が出る。呼吸が浅い。白い痰が多い。大便は1日5~7回、下痢便の症状が出た。

 

あとは、ぎっくり腰で腰と背中が痛い。

 

彼女の話を聞いて分かったのは、病状はコントロールされています。

最初の肺に戻っている。

 

同じ処方箋に、痰と咳を止める生薬を追加して、鍼でぎっくり腰を治しました。

 

~続き~

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