本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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鍼を回したら、体がものすごく熱くなった例

こんにちは。李哲です。

今日は私の施術記録。

個人的には面白かったので、記事にしました。

面白くなかったらごめんなさいね。

 

2018年のことです。

ある50歳の女性患者さん。

 

仰向けで鍼が終わり、手の内関と合谷を少し回したら、彼女は体が震えてました。

 

「どうしたんでしょう?!

体がめちゃくちゃ熱いです、怖いくらい熱いです!」

 

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今までも手の鍼を回した事がありますが、今回は特別に熱くてびっくりしたそうです。別にこれは悪い現象ではないので、大丈夫だと慰めました。

 

そして、上半身にはシートをかけないで、しばらく様子を見たら「もう大丈夫です」と言うので、上半身にもシートをかけて安静。

 


 

面白いのは、その次に来たときの感想。

彼女が言うのは、「前回の針をしたあと、翌日まですごい熱かったです。うどんを食べただけなのに汗たく。半身浴に入ったら汗をかきすぎて、真夏でもない冬なのに扇子を使いました。

 

2日後には体が熱いのが収まり、普通の温度になったので、先生が週2~3回の鍼を勧める理由がよく分かりました

 

少し前に、私のおばさんの鍼治療でも似た現象が起きました。

読んだことがない方は、どうぞご覧ください。

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li-hari.hatenablog.com

 

彼女の感想から分かりますが、1回の鍼治療で2日間は気が強く回ります。その後は徐々に消える。

 

大昔からの原則:2日に1回施術するのは、合理的配慮であります。

前回の施術効果が消えないうちに、もう一度鍼で強化する。

 

ニハイシャ先生はアメリカで患者さんに2日に1回鍼をしていたので、その理由がよく分かりました。

 

ただし、2~3日に1回来るのは仕事している方に厳しいので、当院では2~3日1回は推奨。最低でも週1回は必要だと言います。

 


 

体が燃えるように熱い。

これは今まであまり経験したことがないです。

たまたま運がよく、手技がうまくいったかも知れません。

 

鍼灸には古代由来の手技があります。

『焼山火』と『透天涼』。

 

『焼山火』は鍼したところ、もしくは体全体が熱くなるので、頑固な冷え症に効果抜群です。たとえば頑固な腰痛、坐骨神経痛、下半身の冷えなど。

 

この手技があれば、紫外線治療器などは必要ないですね。

 

『透天涼』は鍼したところ、もしくは体全体が冷めるので熱証に有効。たとえば食欲が強すぎて止まらない人。高熱が下がらない人。

 

この2つの技は難しくないと言われていますが、施術する人がすべての雑念を捨てて、そうとう集中しないといけないです。

 


 

私はまだ自由自在に使えるレベルまで行ってないので、再現した例は少ないです。誰でも熱くさせるのは限らない。

 

ただ、以前よりレベルアップしたのか、最近は熱くなったと感想はちょこちょこ聴きます。

 

細い針を動かすのは、人間とその心。

どうやって患者さんの気を動かすのかは、感覚を磨く問題で修行です。

 

簡単そうな鍼ですが、実は奥深い。