本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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4~5年の長期の咳が1週間で治り、めまい・頭痛・鼻炎も同時に治った漢方薬治療例

【※本記事は2019-12-05更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日はニハイシャ先生の弟子の治療例を翻訳しました。

 

中国語本文のリンク先は、

www.hantang.com

翻訳文

初診は2009年10月3日。

 

患者さんはアメリカ人女性、52歳。

少し太っている方で、ある西洋医学クリニックの経理。

 

長期的な咳は、すでに4~5年も経っているそうです。

毎日咳が出て、昼も夜も咳する。

咳したあとはめまい。

ほとんど乾咳で、たまに少量の白い痰が出ます。

 

他にあるのは、

  • 首コリ
  • 頭痛
  • 不眠症
  • 鼻炎歴は10年で、いろんな治療をしたけど治ってない。

 


 

問診:

1.咳で睡眠が悪い。寝付けは良いけど、1回目が覚めるとなかなか寝れない。朝までぐっすり寝れない。

2.食欲は良い。

3.両足は温かい。

4.大便は毎日1回ある。

5.喉は渇く、冷たい水が飲みたがる。

6.小便の色は少し黄色い。

7.汗は出る。

8.身体が暑がり、寝汗はかかない。

9.体力は良い。

 

舌診:少し黄色くて赤い。

脈診:緩・有力。

 


 

処方箋:

麻黄3銭

射干3銭

紫菀3銭

款冬花3銭

生姜三片

大枣10

半夏五钱

五味子五钱

細辛二钱

辛夷三钱

石菖蒲三钱

蒼朮三钱。

 

9碗の水で3杯まで煮詰め、1日3回。

 

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冬に花が咲く款冬花(かんとうか)の画像

 


 

2009年10月10日に再診察。

 

10月4日の夜から漢方薬を飲んで、今はほとんど咳がない。睡眠は良くなり、めまいと頭痛は消えました。鼻炎は良くなって、今はダイエットを考えているそうです。

 

彼女は私に言いました。

「私の咳は4~5年経っているけど、先生の漢方薬を1週間飲んだだけで治りましたよ。

 

一つ悲しい事があるけど、私はこの地方で一番良い肺の専門クリニックで仕事しているのに、あの先生は治せなかったです。」

 

あとで分かりましたが、彼女の仕事場はPulmonary Care of xxxxxx,

 

西洋医学のクリニックで働いて医療保険も良いのに、自腹で漢方薬を飲みに来て。

彼女も西洋医学のダメな所を知っているでしょう。

 

この時、ニハイシャ先生の言葉を思い出しました。

「治せないのは医学のせいで、医者の問題ではない。」

 

倪海厦(ニハイシャ)先生の評価

 

簡単な咳すら、西洋医学は治せません。

どれだけ規模が大きな病院でも、設備がどれだけハイテクノロジーでも、治せないものは治せないです。

 

医学は設備が良いのか医療保険が良いのか関係なしで、正しいのと間違いの医学しかありません。

 

どうやって正しいのかを区別するのか?

 

簡単です。

治せば正しい医学。

 

皆さんは納得するでしょうか?

 

以下は中医学VS西洋医学の例です。

どの医学が良いのか、自分で確認してください。

 

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患者さんの治療した結果で分かりますが、経方*1こそ正しい医学です。

温病派の中医師は麻黄を見ただけで、鬼を見たように逃げます。使った事は更にない。

 

菲菲は非常に優秀です。

海外で私たちの伝統文化を広めて、引き続き頑張って欲しいです。

 

以下は菲菲先生のもう一つの漢方薬治療例。

実力がどれだけあるか、見れば分かります。

 

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先週、私は親友の娘さんを治療しましたが、H1N1(インフルエンザ)だと診断されたけど、大青竜湯で熱が下り、その後は麻杏甘石湯で片付けました。その後病院で検査したら、H1N1は治っている。

 

中医学で言う「青龍」は麻黄です。

 

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麻黄(まおう)の画像

現在、温病派の中医師は麻黄、桂枝を怖がって使ってもいません。これで病気が治せるでしょうか?

*1:経方(けいほう):漢方薬には2つの流派があります。一つは『傷寒雑病論』を聖典として、処方の基本にする中医学。これを経方だと呼びます。もう一つは、温病派と呼ばれる中医学。これは『傷寒雑病論』をもとにしていない。後世の人達が発展させた処方の理論で、生薬の量が少ない・重い病気を治せないのが特徴。