生理中こうもんまで痛い、捻挫して足首の外側が痛いのは鍼1回で治り、鍼するとお腹が空いてくる。

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こんにちは、李哲です。
手術しても生理痛が治らない女性の施術記録⑤になります。前回の記事は以下をご覧ください。

お腹がすごい暖かくなってきて、捻挫した痛みは1回で消えた

2016年10月18日。
今日彼女の主訴は右下腹部が痛い。場所から見ると、おそらく卵管が詰まって痛いと思います。

彼女は昨日コケて膝にケガをして、赤く腫れていました。それ以外に、左足首の外側も痛い。

いつものツボ以外に、捻挫と赤く腫れているのを治すために刺しました。陰陵泉、地機、三陰交、関元、中脘、巨闕、霊骨、足臨泣(右)。赤く腫れているところでは刺絡。

刺絡療法は膿が溜まった時にもっともよく使う治療方法です。彼女は膿がないけど、赤く腫れて瘀血があるので、患部に鍼をしたのです。刺絡療法の紹介は以下をご覧ください。

置鍼中に彼女が言うのは、「今までないくらい、お腹が暖かくなって来ました。」前より暖かくなっているのは、流れが良くなったから。これはおめでたい事です。

彼女は帰るとき、「歩くのが痛くないです!」と喜んでました。

ねんざ痛、ケガで赤く腫れたなど、すぐ来ればその場で改善できます。ねんざ痛の症例はほかにもあるので、良かったらご覧ください。

鍼をしたあと、お腹がすごい空いてくる

2016年11月4日。
彼女の主訴は以下のとおりです。

  • 生理前にお腹がはる。
  • 喉に何か付いている気がする。
  • 生理前には偏頭痛が起きやすい。

今日は針を抜くとき、彼女のお腹はグルグル鳴って「お腹が空いた!」と彼女は言ってました。

彼女が言うのは、先月から生理前に軽い腹痛が来ている。おそらく、今までの激痛より小さいから、気づいてないでしょう。

彼女の希望は、生理前の腹痛、お腹がはる症状が治ることでした。

生理中こうもんまで痛いのは、その場で治った

2016年11月8日。

彼女の報告:
生理が来て生理痛はあるけど、西洋薬を飲むほどではないので、なんとか我慢できたそうです。お灸をして凌いだのもある。今日はじわっと腹痛がして、肛門周辺まで痛い

施術後、彼女が言うのは、「お腹がじんわり温かくなってきて、腹痛と肛門周辺の痛みは消えました」

生理痛が肛門まで痛いのは、任脈が会陰部までつながってるからです。一般的に関元.中極などのツボで十分効果を出します。関元の紹介記事は、以下をご覧ください。

夢と現実を見分けられないのは、陽気が少ないのが原因

2016年11月15日。

彼女の報告:
生理の出血が9日も続いている。

何か変わったかを聞いたら、岩盤浴で汗をいっぱいかいて、その後なんとなく冷えたそうです。

私は彼女に説明しました。
寒い時期は、汗をたくさんかかないで、運動も控えめの方が良いです

運動は健康になる重要な要素ですが、いつでも良いわけではない。寒い季節に運動を控える理由は過去記事で説明しました。参考にして下さい。

施術後、彼女は一つの悩み相談がありました。
小学生時代から今は現実か夢か、分からない時がある。彼女は自分が脳の病気で、精神的におかしいと思って、変人扱いされるのが心配で私に相談してなかったそうです。

私は彼女に説明しました。
体の陽気(温める気)が足りなくて起きる症状で、冷え症の人に多いです。中医学の言葉でいうと、「魄不守」。(魂魄の魄がちゃんと体内に収まらない)

彼女は説明を聞いて、安心してました。
(その後の記録は、特に変化ないので省略)

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