足に赤い発疹ができたのを鍼3回で治した例。サプリメントの毒素が肝臓に貯まるから、皮膚に発疹が出るのです。

こんにちは、李哲です。

「妊活のために亜鉛サプリを飲んだら、足に赤くて痒い発疹が…」

良かれと思って始めたサプリメントが、逆に毒素となって皮膚に現れるケースを臨床で何度も見てきました。お金を出して災難を買うようなもの——それが「百害あって一利なし」のサプリです。

今日は、亜鉛サプリで足に4〜5個の発疹が出た男性を、鍼灸だけで改善させた実例をもとに、なぜ肝臓の毒素が皮膚に発疹として出るのかを詳しくお伝えします。

目次

百害あって一利なしのサプリ

臨床でサプリメントの害を受けた患者さんを何人も見ました。少し前だと以下の症例。

良かれと思ったものが滋養強壮になるところか、毒素が発疹の形として皮膚に出る。お金払って災難を買うのは、サプリを買うことです。

今日はもう1人の男性、サプリメントにやられたのを治した例をもとに、なぜ皮膚に発疹が出るのかを説明します。この男性は過去記事に書いた方です。

亜鉛サプリで足に発疹…鍼3回でほぼ完治した症例

2020.4.8
先週は普通に鍼をしたのに、今日足に鍼をするとき見たら、なんと赤くて痒い発疹が出たのです。片足に4~5個、直径は約0.5cmくらい、凹んでいる。

私「なにか普段と違うものを食べましたか?」
彼「普通ですよ。」

私は少し考えてから、もう一度聞きました。

私「最近なにかサプリメント飲んでいますか?」
彼「亜鉛サプリを飲んでいます。」

木製テーブルに置かれた四角い容器に入った複数のサプリメント。妊活目的で飲む亜鉛サプリが皮膚に発疹を引き起こす可能性を示す画像。
良かれと思って飲むサプリメントが、逆に肝臓の毒素となり皮膚発疹として現れるケースがあります。

私「なんのために飲んでいますか?」
彼「妊活のためです。」

これで発疹の原因が分かりました。
上記の女性と同じように、彼はサプリにやられたのです。

私「○○さんの身体は問題ないですよ。サプリはすぐ止めて下さい。鍼灸だけでも十分生殖機能を強化できるので。」

今日はツボを変えて、皮膚の毒素を解毒するツボに変えました。

関連記事:男性不妊治療:漢方薬で精子数と体力を劇的改善!疲れにくい体を実現した症例

2020.4.11
以下は施術したときの画像です。
1枚目は左足、2枚目は右足。
赤い点々が見えるのが発疹した場所。

3日前に鍼をしてから、赤い発疹が減って3個くらいになりました。

刺したツボは三陰交、築賓。
ほかにもツボがあるけど、画像に写ってないです。

亜鉛サプリ飲用後にできた左足の赤い発疹。三陰交と築賓に鍼を刺した治療中の様子で、直径約0.5cmの凹んだ発疹が数箇所見られます。
治療開始時(1回目)の左足。亜鉛サプリが原因の赤く痒い発疹がはっきり現れています。
亜鉛サプリ飲用後にできた右足の赤い発疹。三陰交と築賓に鍼を刺した治療中の様子で、直径約0.5cmの凹んだ発疹が数箇所見られます。
治療開始時(1回目)の右足。左足同様に赤い発疹が確認できます。

2020.4.15

足にできた赤い発疹は、だいぶかさぶたになり、色も白くなりました。

2020-04-23
前回鍼をしてから、だいぶ赤みが薄くなり、肌色になってきました。凹んでいたのも平らになり、ほぼ治っています。以下の画像で確認してください。あとは、周りの皮膚と同じ色になるまで待つだけ。

サプリメントはもちろん止めています。

鍼灸治療後、亜鉛サプリでできた足の発疹が大幅に改善した様子。赤みが薄くなり、凹んでいた部分が平らになってほぼ肌色に戻っています。
鍼治療後(約2週間後)の足。赤みが薄くなり、凹みも平らになってほぼ治っています。

肝臓の毒素が皮膚に出て発疹する仕組み

次はなぜ肝臓の毒素が、皮膚に発疹として出るのかを説明します。

人工的な薬品・サプリメントは、すべて肝臓で代謝されます。自然な漢方薬も同じ。ただし、自然な毒は体が処理できるけど、人工的な毒は体が処理しきれません。

肝臓に処理できない毒素がたまると、体は大事な肝臓に置かないです。肝臓の働きが悪くならないように、内臓から遠いところに置いとく。1番遠いところは、もちろん皮膚です。

肝臓の毒素は、もともと門脈を通して大腸に流れ、ふん便として排出されます。ところで、人工的な毒素は簡単に排出されない。大腸と肺は、表裏一体の関係です。つまり、大腸の毒素は経絡を通して肺にも影響がある肺は皮膚を司るので、大腸の毒素は皮膚に現れて発疹が起きます。

なぜ合谷、曲池など大腸経のツボで皮膚病を治せるのか?理由は大腸と肺は、表裏一体だからです。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

漢方薬・鍼灸は一つだけ発疹が出る場合があります。肝炎・肝硬変・肝臓がんなど、肝臓に毒素が大量に溜まったとき、治療すると毒素が分解されて皮膚に出てすごく痒くなります。

これは治療の一環として、好転反応とも言えます。薬・サプリメントを飲んで現れた発疹とは、性質がまったく効果が違う。

ニハイシャ先生1の治療例には、こんな患者さんがいました。パーキンソン病が治るとき、先生は皮膚が痒くなると事前に話したら、本当にめちゃくちゃ痒くなったのです。

薬・サプリで皮膚がやられた患者さんたちの証言

薬とサプリメントで、皮膚のトラブルが出た患者さんは何人も見ました。

▼以下はサプリメントを使ってから、顔が相撲さんみたにパンパン腫れた女性の証言。

▼以下は薬の副作用で惹き起こした薬疹を数回で治した例です。

薬とサプリメントが惹き起こしたトラブルを鍼灸が片付けました。肝臓の毒素が減らして、免疫力もついでに強化するのが鍼灸の良いところです。

ネットを見たら、「抗がん剤を打った後に、皮膚が痒くなるのは抗がん剤が効いている証拠だ」という先生がいました。なぜ抗がん剤で皮膚が痒くなるのか?上記の私の説明を見れば分かるでしょう。肝臓が壊れているからです。

この先生、いつか鍼灸治療に来た時、私は治療を拒否します。
そんなに抗がん剤が効くなら、先生もやってみたら?鍼治療は要ります?

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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