便の粘りが強くて、便器にくっつくのが鍼1回で治り

この記事は約3分で読めます。

こんにちは。李哲です。

便の粘りが強くて、便器にくっつく原因は、腸に痰・湿気(しっけ)が多いからです。中医学では湿気の源がが分かるので、もちろん治療もできる。今日は一つの簡単な施術例で説明します。

便の粘りが強いのが鍼1回で治り

夫婦ふたり、定期的に来ている方です。
2019年2月末に来たとき、二人とも同じ主訴がありました。

粘った便が出る。
硬くはないけど、下痢でもない。
「粘っとして、便器についてくっつく感じだ」と言ってました。

当時、私が考えた原因は、大腸に痰と湿気が多くて便の湿度が高いから、便器にくっついて落ちない。おそらく、座りっぱなしの仕事なので、いつもより湿気が溜まったかも知れません。なぜ、二人とも同じ症状が出たのか、私はいまだに分からないです。

なぜかは知らないけど、治療法は知っています。
解決策として、天枢穴を一つ追加。

天枢穴の探し方
▲天枢穴の探し方:臍の真ん中あたりから、真横2寸のところ。指3本分の距離が2寸です。

2週間後、2人が来たときに聞いたら、便通は普通に戻っていました。もう便器にくっつく粘りが強い便ではない。二回目の鍼は要らなくなりました。

鍼の即効性が早すぎて、施術する私すら信じられないです。 

以前、難病指定のクローン病を何ヶ月もかけて治した事ありますが、もし鍼治療だったらさらに治りが早かったと思います。

便の異常に対して、鍼治療の効果はとても良いです。
下痢、もしくは便秘。
最初の症状が現れた段階で治療すれば、治らないものがありません。

最初の便秘・下痢がある段階で治せば、後々の大腸癌もない

たまに思うことがあります。
もし、皆さんが最初の便秘、下痢など便の異様があるときに鍼治療を受けたら、早ければ1~2回で治るから、どれだけ楽だろう。最初の段階で治せば、後々の大腸がん・リーキーガット症候群など難しい病気も現れません。

残念なのは、世の中は西洋医学が主流で、何でもかんでも化学薬品。薬でいちおう便が出る、下痢は止まるけど、他のところが壊れてまた新しい薬を処方する。あちこち破壊され、数年後・数十年後には癌・難病が出来上がるわけです。

中医学は初期段階、芽が出る段階で治療を始める医学です。癌細胞みたいに、目に見えるほど大きくなるまで待たない。これは過去記事でも詳しく説明しました。

西洋医学は予防医療にも力を入れていますが、治せないのにどうやって予防するのか、私にはハテナマークだらけ。あなたが車を買いに行ったとき、メーカーさんが「車の修理はできないけど、50年無病息災で使えるようにできます!」と言ったら信じられますか?

なぜか医療現場では、常識を忘れて病院の先生の言いなりになる人が多い。

洗脳教育って、本当にすごいですね。

(おわり)

コメント

タイトルとURLをコピーしました