【※本記事は2019-07-06更新しました】
膝が痛くて、正座すると違和感がある患者
こんにちは。李哲です。
今日は私の施術記録。
一人の筋肉隆々の男性。
ほかの症状で鍼治療に通ってましたが、今回は特別な症状を訴えてました。
右膝が痛い。
以前から右膝に違和感があって、正座する時に右膝だけ違和感を感じる。
最近は、右膝の内側と真正面が痛い。
鍼治療してからの症状の変化
2018-5-4
膝周りの鍼をしました。
今日は1回目の治療です。
刺したツボは右の足三里、内膝眼、外膝眼、鶴頂、陽陵泉から陰陵泉につなぐ(3寸の鍼で)。
2018-5-11
2回目。特に感想なし。
2018-5-18
3回目の膝痛の施術。
鍼する前に、彼が言うのは「前回の鍼をしてから、右膝はほぼ大丈夫です。」
念のために、3回目の鍼をしました。
2018-5-24
4回目の膝痛の施術。
彼が言うのは、膝痛は8割良くなって、あと2割くらい違和感あるくらい。
2018-5-31
5回目の施術。
彼が言うのは、前回の鍼をしてから90~95%良くなった感じ。
面白いのは、彼が施術後に言ったのが、「今日膝周りの鍼を刺した瞬間に分かりました、膝はすごくいい感じ。もうこれで治る感じです。」
私も今回で膝痛は消えると思いました。
ただし不思議なのは、なぜ彼は鍼を刺した瞬間に分かるか?
ほかの治療のついでに膝痛も解決。一安心しました。
私のおばさんは、1回で膝痛を緩和したけど、誰でも1回で解決できるとは保証ができません。
膝を痛めた原因は、過度なトレーニングだった
彼の膝痛の原因は、筋トレで膝を痛めたからです。
彼が言うのは、300kgのおもりを両足で動かすそうです。
すごいと言うしかない。
筋トレは体に良いですが、やりすぎは避けてほしいですね。
以下は筋トレやり過ぎて、体調不良になった男性の例です。
筋トレ、若しくは激しいスポーツ・事故で膝を痛めた。
膝の軟骨がすり減って痛い。
理由を問わず、膝痛であれば鍼は効果があります。
2~3回で膝痛を治した経験は少なくない。
治療回数が多い人もいますが、これは別の原因があるからです。(腎機能低下が主な原因)
一般的な膝痛は、若ければ若いほど、ビックリするくらい早く治ります。
人工関節置換術のデメリットは、2つある
西洋医学では膝痛が治せないので、ヒアルロン酸を膝に注射したり、がん細胞の飯になるサプリを処方したり。
最新技術は人工関節置換術。
この人工関節置換術で入れるのは、金属製の部品なので有効期限があります。だいたい10~20年。(今はテクノロジー発展で、もっと長持ちすると言いますが、本当の話は分かりません。)
50代で手術を受けると、60~70代のときは再置換術を受けるしかない。
その時あなたは体力がなくて、手術を受けられない場合、残りの人生は車イス生活。
人工関節置換術のあとは、いつもの膝と違います。
うまく曲がれないとか別の痛みが生じたり、いろいろ問題があるので、リハビリがまた必要です。
もう一つのデメリット。
膝には10~20cmの傷口が残ります。
しかし、鍼治療のあとは、痛みも消えていつものヒザに戻る。
完全にあなたの意志通りに動く、生まれつきの膝です。
もちろん、傷口も残りません。
残念ながら、彼はもう一度膝を痛めました。今度は筋トレが原因ではなくて、回復段階で歩きすぎたのです。以下の記事で詳しく説明しています。どうぞご覧ください。