本場の中国鍼:李哲鍼灸院

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ブシャール結節(人差し指)の痛みは2回で治り、手首の腱鞘炎は1回で治った鍼治療例

【※本記事は2019-07-19更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日は私の鍼治療例。

 


 

女性、60代。

彼女は持病以外に、手指の関節痛と腱鞘炎もあります。

 

右手の人差し指、第2関節が腫れて変形していて、曲げる時が痛いそうです。西洋医学では「ブシャール結節」と言います。

 

腱鞘炎は右手の腕骨側。

ツボで言うと、ちょうど陽谷穴あたり。

以下は簡易図(赤い丸のところが、彼女の痛い場所)。

 

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治療のツボは、反対側の陽谷穴で腱鞘炎を治療。

同じ側の三間から労宮に向けてつなげる。1寸5分の鍼で。

 

腱鞘炎は1回で良くなり、2回目は刺す必要がなくなりました。

 

プシャール結節の食指が変形して痛いのは、1回刺すだけで曲げるのが楽になり、2~3回刺してからほとんど痛みが消えました。

 

念のために、今も続けて同じツボを刺しています。(自覚症状がない時は刺さない)

 

変形した骨を戻すことは難しいけど、少なくとも握った時・曲げた時の痛みをなくすことは可能です。

 

以前、私のおばさんの手のこわばり・手指の関節痛を治した時も、1回で痛みが消えました

 

li-hari.hatenablog.com

 


 

西洋医学では手指関節痛をリウマチ、プシャール結節、ヘバーデン結節などなど、分けて定義をしています。

 

中医学の理論では、寒気と湿気と風気。この3つが集まって痛みが生じたと言います。そんなにいろんな病名をつけない。

 

漢方薬の場合は、この3つを処理する生薬を組み合わせて痛みを治します。風邪は桂枝、湿気は白朮で取る。寒気を取り除くのはトリカブト(附子)。2000年前の処方は今でも有効です。

 

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附子(ぶし、トリカブト)の画像

処方箋は漢方薬の聖典:『傷寒雑病論』の中に書いてあるので、興味がある方は自分で調べてください。

 

トリカブト(附子)に関して間違った知識を持っている方が多いので、以下の記事も読むことをすすめます。トリカブト(附子)本来の効能は重病を治す生薬で、殺人ではありません。

 

www.li-hari.net

 


 

鍼治療の場合は比較的に簡単です。上記のツボを刺せば、手指関節の血の巡りが良くなるので、痛みも自然に消えます。

 

年数が経っている関節痛は、根治まで時間がかかるかも知れませんが、少なくとも1~2回で痛みが減るのを自分で分かるはずです。

 

毎回テレビで、リウマチ関節痛は『不治の病』・『難病』だと言うとき、鼻で笑うしかない。

 

西洋医学では、もちろん不治の病です。

しかし、鍼灸医にとっては治せるもの。

 

鎮痛剤、手術などは要りません。