最新の血栓除去術の抜け穴を指摘する。

こんにちは、李哲です。
血栓症に関して、西洋医学は新しい手術方法があるそうです。関連の動画は以下をご覧ください。

血栓を完全に取り除く新しい方法 pic.twitter.com/mtPqFY6APy

— 最多情報局 (@tyomateee) 2020年4月23日

治るかどうかは後にして、手術動画の抜け穴を指摘します。

目次

血栓がスムーズに取れるわけがない

血栓を針で通し、反対側からすくってくる。
パット見ただけでは、すごくきれいに血栓が取れるような感じです。

常識で考えてください。
人間の血液が流れるスピードは、以下のとおりです。

大動脈では毎秒1メートルのスピードが出ている

「血の巡り」と血管のはなし|健康の雑学|元気通信|養命酒製造株式会社

1秒に1mのスピードは遅くない。 血栓は血管の壁にくっついて流されないことは、なにか「超強力な両面テープ」で血管壁にくっついているわけです。

血栓を通して反対側からすくうだけで、とろりと豆腐をすくうように取れるとは思わない。壁に貼った超強力な両面テープを剥がす時、壁が傷んだケースは良くあるでしょう。

人間も同じで、むりやりくっついている血栓をとったら、血管の壁が傷まないわけがないです。 

血栓を溶かす薬は、血管の壁にも悪影響がある

西洋医学は血栓がスムーズに取れないと、また新薬で血栓症の周りを溶かすかも知れません。

ここで、また問題が出ました。
血栓を溶かして、周りの血管の壁は、溶ける副作用はないのか?溶けて穴が空いたら出血しますよ。足だったら、内出血で腫れて痛くなります。脳だったら脳出血、死ぬかも知れません。

上記の動画は、私が見ただけでも技術上にある問題で、後遺障害はまだ議論もしてないです。治療した後の後遺障害は、臨床結果を見るしかないから。

以前、血が出ないメスを報道したときも、同じ質問があって、以下の記事を書きました。画期的な技術だと言うけど、細部には抜け穴だらけです。

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最大の問題:血栓ができる根本原因を解決してないので、必ず再発する

部品の改造・改良で手術後の後遺障害は最小限になるかも知れませんが、最大の問題が解決されてないです。

それは、血栓はなぜできたのか?

常識でも分かりますが、血栓症になる原因突き止めないと必ず再発します。中医学は血栓症の原因に関して、なにか独自の考え方があるのか?過去記事で詳しく説明したので、どうぞご覧ください。 

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西洋医学はただのテクノロジー、科学的な物ではない

 鄭智城先生は以下の記事で、「西洋医学は外科手術。内科の病気に外科手術を行うと、死人が出ないわけがない」と言いました。

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上記の手術動画、見ている限り最先端の精密部品を使っています。言い換えると、このような部品がなかったら、西洋医学は治療ができない。

医学は日進月歩だと言われていますが、西洋医学はテクノロジーで、科学的なものではありません。

科学的な物と言うのは、検証して理論が正しいと証明されたものです。たとえば、漢方薬・鍼灸の治療効果。数千年の間に、数十億人の人体治験をしてきました。

ちなみに、中医学が心臓病(動脈血栓症など)を治せる理由は、ニハイシャ先生1が論文で詳しく説明しました。以下の記事、どうぞご覧ください。

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新しい治療法の副作用・後遺症には要注意!

西洋医学が新しい治療法を発表した時、先に喜ばないでください。未発見のが副作用・後遺障害があとで公表されます。

臨床結果を報道するのではなくて、発見を先にアピールするのは、営利目的があるからです。とりあえず大量に売って、副作用・後遺障害が起きたら、その時にまた話すのが製薬会社のやり方。

たとえば薬の副作用が便漏れだったら、便秘を治す薬だとして販売する。このやり方は李宗恩博士2の記事を見れば分かります。

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(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

    ↩︎
  2. 李宗恩博士はアメリカ・カリフォルニアの著名な中医師。数々の難病・がん治療で高い臨床効果を出して、中医学の普及のために記事を書か続けて、研修医たちも育てている素晴らしい先生です。李宗恩博士の診療所情報は、以下の記事で説明しているので、どうぞご参考にして下さい。オススメの漢方医・鍼灸医(海外)

    ↩︎
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