流産の原因となる胎児発育不全・子宮外妊娠は当帰芍薬散、芎帰膠艾湯、八味地黄丸などで治せる

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子宮外妊娠、胎児発育不全などは中医学で治せる

子宮外妊娠、胎児発育不全などは中医学で治せる

こんにちは、李哲です。
アメリカの中医師:鄭智城先生*1の漢方薬症例、八次胎停?这个世界都疯了_郑智城(2012-07-20発表)を翻訳しました。

妊娠中のトラブル、たとえば胎児発育不全・不正出血・子宮外妊娠など中医学ではどのように治すかを説明した内容、参考になると幸いです。

8回も流産した女性の報道を見て

今日偶然に見たニュース。

http://blog.sina.cn/dpool/blog/s/blog_48809ddf0102e2ux.html?vt=4?tj=1

ある女性は8回も流産して、まだ妊娠してないそうです。

神さまよ!
世の中は狂ってますね!

2回以上騙されたときは、自分が悪い

最初言いたいのは、この妊娠したい女性は気が狂っています。俗語でも言いますが、1回騙されたら騙した人のせいにしていい。2回も騙されたら、あなた自身が悪い。

しかし、この女性はなんと8回も騙される?誰のせいにしたらいいですか?

まあ、社会のせいにしましょう。
そうすると、みんな責任を負わないから。

8回も流産させた西洋医学もたち悪い!

2つ目は、西洋医学も気が狂っています。
中国は何もない野蛮な国ではない。中医学の発祥地です。中国の西洋医学の先生も、中医学を少し習っています。何回も流産する患者さんに、西洋医学の先生は中医学に紹介もしない。

これは故意ですか?
西洋医学が愚かだから?
もしくは金もうけで気が狂った?

8回流産しても西洋医学を許すけど、中医学は1~2回でもダメ

この状況が逆だとします。
中医学治療で8回も流産したら、女性はきっとネットにボロクソ書き込んで、中医学がどれだけデタラメで詐欺師であるかを訴える。

まあ、8回も要らないでしょう。1~2回で効果がなかったら、すぐ中医学は効かないと断定する。そして、西洋医学に飛びつきます。

大昔の中国、流産・胎児発育不全の治療法がなかったら、なぜ世界一人口の国になった?

たくさんの頭良い人は、こう思うかも知れません。

大昔の中国人は流産、胎児発育不全なんか知ってない。
癌の知識もない。

しかし、頭良い彼れは思ったことがありますか?
もし中国人が流産、胎児発育不全、癌を知らなかったら、なぜ中国の人口が世界一でしょうか?なぜ唐・宋時代に世界一強くて金持ちの国になったでしょうか?

卵管の詰まりは、中医学にとって治しやすいもの

少し前、ある読者が私に質問しました。

読者「両側の卵管につまりがあるけど、中医学は治せますか?」
私「卵管の詰まりは中医学にとって容易なもの。十中八九、治ります。」

その読者は、私がホラを吹くと思ったでしょう。

読者「実質的なつまりですよ。それでも中医学は治せるのですか?」
私「中国人はこの5千年で、卵管のつまりがなかったでしょうか?卵管のつまりはこの100年、ダーウィンの進化論で生まれた新しい組織ですか?中医学を信じないなら結構です。時間のムダ!」

信じない人は治せない。
ニハイシャ先生もハッキリ言ってました。

子宮頸を金具で止めても、流産してしまった女性

以前、中医学を勉強した時、一人の先生は例を挙げてました。先生は国内の西洋医学病院で働いた時、ある同僚が8回も流産したのです。

病院も多分メンツがないと思ったでしょう。自分の従業員も治せないなんて!最後、悪どくな方法を見つけて、金属の糸で同僚の子宮頸をしっかり締めたけど、最後はまた流産。

まあ、西洋医学はどうせこんなレベル。

▼李哲の説明:鄭先生は以下の記事でも、西洋医学は小学生なみのレベルだと言ってました。

子宮外妊娠は当帰芍薬散で治せる

私の昔の彼女、お互い結婚したあとでも連絡がありました。

彼女が初めての妊娠したのが、子宮外妊娠だったのです。結果的には手術して胎児を取りました。本当にかわいそうです。

子宮外妊娠は『傷寒雑病論しょうかんざつびょうろん』に、はっきり書いてあります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)で治す。

胎児発育不全は、八味地黄丸もしくは膠艾四物湯で治せる

残念なことは、今の主流メディアは『傷寒雑病論しょうかんざつびょうろん』を見ない。せっかくの妊娠が、このまま終わってしまったのです。

まあ、1回目は運が悪かったから、仕方ないとします。

もう一度やり直そう!
2回めの妊娠して、今度は羊水が足りないのが見つかりました。どんなに自宅で安静して、動かないようにしてもダメ。妊娠7~8ヶ月目の時、胎児発育不全で流産しました。

羊水が足りないのは、『傷寒雑病論しょうかんざつびょうろん』でどう解決したか分かりません。ただし、水は腎臓と関係しているから、おそらく八味地黄丸もしくは膠艾四物湯でしょう。

相次いで火の海に飛び込む患者たち

私はたまに思います。
西洋医学は、わざとして世界の人口をコントロールしようとしているのかな?

なんで毎回こんなふうに、「手術は成功したけど、患者さんは死んだ」?洗脳された患者さんは相次いて火の海に飛び込む?

もしかして、私が考えすぎたかも知れません。
アッハッハ。

李哲の解釈と説明

1~2回流産したら、また同情ができます。しかし、8回も流産したら愚か者だとしか言えない。中国人として、中医学があるのも知らないなら、もう救いようもない。

傷寒雑病論しょうかんざつびょうろん』の婦人科内容は、数ページしかないです。しかし、女性の妊娠する前・妊娠中・出産後のすべてのトラブルに関して、処方箋が書いてあり、この処方箋は2千年以上使われている。

当帰芍薬散は腹痛、不正出血によく使います。
関連症例は、以下をご覧ください。

膠艾湯はもともと7種類の生薬で構成されているけど、後世の人たちは炙甘草を取り除いて、名前が「膠艾四物湯」になりました。

日本では芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)が既成品として使われていますね。外出先では煎じられないので、とても助かる漢方薬です。

芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)は、子宮頸がん治療に最も多く使われています。以下の記事、参考になると幸いです。

どちらの処方箋が良いかは、臨床で患者さんの症状を見ないと分からないので、信頼できる漢方医に聞いてください。

鍼灸治療の場合は、もう少し考え方がシンプルなので、治療も迷いが少ないです。

去年、2回流産して鍼治療に通った女性がいましたが、10数回の鍼したあと自然に妊娠しました。治療例としては書いてないけど、今後もし同じ治療例があったら書きます。

流産したときは、もう一度妊娠を頑張るのではなくて、妊娠する前に体質改善をしないといけません。なぜなら、臓器の働きを強化しないと、妊娠しても流産するから。

流産する原因は、ほとんど子宮の冷え(温度が低い)。詳しい説明は以下の記事をご覧ください。

冷えの時は、セルフ灸がオススメです。

鍼で子宮の環境を強化できるのは、肝経と脾経のツボ。あとは、お腹のツボがあります。関元、中極穴、気海、、血海、三陰交などが有名。

妊娠中のトラブルは、すべて鍼灸で解決できるので、困っている方は信頼できる鍼灸院に問い合わせしてみてください。

*1:鄭智城先生の紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外) をご覧ください。

コメント

  1. li-hari より:

    id:MT6538
    M(エム)さん
    ブコメありがとうございます。
    8回も流産するなんて、私も見てびっくりです。中医学を試さない結果、悲劇というか愚かというか…生きているだけで幸いだと思います。

  2. li-hari より:

    id:sunaowamuteki
    sunaowamutekiさん
    ブコメありがとうございます。
    子供がほしいから、8回も妊娠してまた流産したでしょう。
    なんでほかの治療を受けてないのか、嘆くしかない悲劇です。

  3. li-hari より:

    id:riboni5235
    riboni5235さん
    ブコメありがとうございます。
    すべり症の骨がつないで良かったです。今後はもっと良くなるでしょう。
    一眼レフではなくてミラーレスですか?よく写ってますね…機械も関係があるけど、腕も外せないと思います。

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