健康診断で肝臓がんが見つかったアメリカ人男性は、生検を拒否して漢方治療を選択しました。
また、血糖値を厳格に管理していた蒋経国元総統は、なぜ腎不全と足切断に至ったのでしょうか。
今回は、中医学の大家である倪海厦先生が紹介した実例をもとに、肝臓がん・腎不全・糖尿病に対する中医学の見方を解説します。
📍 この記事で分かること
1.肝臓がん患者に対する中医学の診断方法
2.倪海厦先生が経験した肝がん症例
3.人工透析患者への中医学的な考え方
4.糖尿病と腎不全に関する中医学の見解
5.西洋医学と中医学の考え方の違い
※中医学の第一人者、アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療例、肝癌尿毒症與二型糖尿病を李哲が完全翻訳しました。本記事は倪海厦先生の症例・見解を紹介する内容です。
生検を拒否した肝臓がん患者|中医学による診断と治療例
肝臓がんと診断されたアメリカ人患者
私の昔からの患者さんが、診察に来ました。
彼は何でも不調があったら治療に来る人。
今週の火曜日に来たのは、2年ぶりです。
火曜日に来た理由は、肝臓がん。
今年の健康診断で肝臓の数値が高かったので、西洋医学の先生は肝機能を疑い、精密検査をしたら肝臓癌が見つかりました。
なぜ生検を受けなかったのか
彼は当時の検査データを、私に見せてくれました。
私「生検はしてますか?」
彼「してないです」
私は振り向いて後の生徒さんたちを見て、再び彼に質問しました。
私「なんで生検をしてないですか?」
彼「生検をしたって何も変わらないでしょう?だから拒否」

私は生徒さんたちに話しました。
「皆さん、見たでしょう?このアメリカ人は非常に賢いです。生検をしたって何が変わりますか?生検をして肝臓癌が良くなりますか?病状に役に立ちますか?」
私が皆さんに事実を教えます。
生検をすると肝臓の痛みが生じて、腫瘍はもっと早く拡散します。痛みを抑えるために鎮痛剤を飲むと、更に悪化。なぜなら、鎮痛剤の副作用は肝不全と腎不全だからです。
彼の肝臓は、すでに問題があります。生検をして鎮痛剤を飲む結果は、役に立つところか逆に病状が悪化するだけ。
鎮痛剤の本質は以下の記事が参考になります。
中医学が見る肝臓がんの典型症状
私「睡眠はどうですか?」
彼「毎日夜中の2時には必ず目が覚めて、その後は眠れないです」
私「夜中には体が熱いですか?冷たいですか?」
彼「体が熱いです。そして、右肋骨下の胆嚢のあたりが痛いです」
これは肝臓の『陰実』(肝臓の腫瘍)の標準的な症状。
生検をする必要もなく、肝臓がんだと確定できます。

当時、彼の検査を行った西洋医学の先生も、肝臓がんだと知ったでしょう。ただし、はっきり言ってないだけ。
望診から分かるのは、
- 気色は艶がある
- 両目は力がある
- くちびるも正常
脈診では緩、有力。
それ以外の自覚症状は、
- 便秘
- 小便の色は濃い黄色
- 両足は暖かい
- 喉の渇きがすごい、暖かい水を飲みたがる
- 精神状態と体力は良い
このような肝臓がんは、まだ治しやすい方です。
大柴胡湯が適応となった理由
続いて胆石のツボを押してみたら圧痛がある。耳の胆嚢の反射区を押してみたら圧痛がある。これはもう、確実に胆石症です。すべての症状を合わせると、これは大柴胡湯の症状。
🔎合わせて読みたい:大柴胡湯と補中益気湯6日で、頚椎症性神経根症が改善した症例
この時に治療を始めれば難しくないです。 たくさんの肝臓がん患者さんは、みんな西洋医学が放棄してから治療に来るけど、私はどうしたら良いですか?
彼の治療効果はきっと抜群にいいです。彼は服薬後、毎晩ぐっすり寝れる。小便の色が薄くなり、毎日大便がある。右肋骨下の痛みが消えれば漢方薬を止めて良い時期です。
肝臓がんが治った後、お酒.タバコ.過労を避けて、よく食べてストレスを貯めない。病院から離れば、髪が真っ白になるまで生きます。

人工透析から脱出したい患者が来院
透析歴3年の患者との出会い
水曜日、一人の黒人が診察に来ました。彼の顔を見ただけで、人工透析をしてるのが分かりました。話を聞いたら血液透析歴が3年。
今日来たのは、血液透析の悪夢から脱出するため。
彼は知らない人から紹介してもらって来ました。
中医学から見た人工透析治療
私は彼の左腕を触って、すぐ人工透析の為に動脈と静脈を繋いだ所が分かりました。これは血液透析療法で、我々中医学の治療には有利です。腹膜透析より治しやすい。
人工透析を治すのは良い方法があるけど、経方家にしかできません。温病派は夢でも考えられない。治す処方箋と使うタイミングなどは、各講演会の時に皆さんに紹介します。
🔎合わせて読みたい:腎不全、漢方薬治療が人工透析よりも良くて病院の先生が驚いた症例
インスリン注射が腎不全・足切断の原因?糖尿病の恐ろしい真実
西洋薬を長年飲んだ人は、中医学治療に時間がかかる
一人の白人中年女性。
彼女は2型糖尿病だと診断されました。
血糖値を下げる薬を飲んだけど、血糖値はまだ300。その後インスリン注射、毎日50単位。血糖値は130まで下がっています。病院の治療を1年くらい続いて、今日私の診療所に来ました。
読者の皆さん、一つ覚えて下さい。
糖尿病はもし最初から中医学に診てもらえば、治りがとても早いです。西洋薬を飲む時間が長ければ長いほど、中医学の治療には時間がかかる。
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蒋経国元総統の事例
西洋医学は「血糖値は厳密にコントロールしないと、緑内障.腎不全.両足の切断になる」と言います。西洋医学はこの詐欺と恐喝で皆さんをビビらせ、患者さんを言いなりにさせて、治療を受けさせようとしている。
台湾の前大統領:蒋経国さんを例にします。
彼は一生、西洋医学の信者で、薬で血糖値をコントロールしました。大統領の周りには専属の医療チームがいます。毎日専属の看護師さんが血糖値を測って、毎日インスリン注射と西洋薬を飲ませながら、厳密に血糖値を守っていました。
しかし、結果はどうですか?
彼は腎不全と両足の切断が始まり、上に行って切断する所がなくて、最後は死にました。
彼の血糖値は、ずっとコントロールされています。つまり、正常値である。しかし、なんで結果は血糖値をコントロールしない結果と同じなのか?
🔎合わせて読みたい:血糖値300超から110へ低下、乾いた咳も解消した漢方薬症例
血糖値と糖尿病合併症は関係ない
ここで分かりますが、
長期的に血糖値を下げる薬とインスリン注射が、腎不全と両足の切断を引き起こす主な原因です。血糖値が高いのと関係ありません!
🔎合わせて読みたい:糖尿病の真実:西洋医学の研究は小学生レベル、中医学で腎臓を補い根本治療
肝臓がん、肝硬変を改善した症例まとめ(内部リンク)
👉️食欲不振・便通・不眠症が改善した肝臓がん患者と、西洋薬を飲みすぎて肝臓がんになった患者から得られる教訓
👉️グリベックの副作用:倦怠感、不眠症、食欲不振、足のむくみなど漢方薬で治した例
👉️肝硬変の腹水、吐血、大小便が出ない、食欲不振が治った患者。西洋医学の先生すら、肝臓がんは漢方が良いと薦めた
👉️天仙液は効果なし?肝臓がん・乳がん・大腸がんの漢方治療症例
👉️へそ周りのしこり・両足のむくみは消えて、食欲が戻ってきた肝硬変症例
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倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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