こんにちは、李哲です。
「排便時の出血と激痛がつらい…」
そんな状態でも、鍼3〜4回で痛みが消え、体力まで20代並みに回復した方の記録です。
手術後の不調・痔の悪化・下腹部痛など、複数の症状がどう改善していったのかを、実際の経過とともに分かりやすくまとめました。前回の治療内容は以下をご覧ください。
🔗開腹手術後の癒着が原因の不調が改善した症例(術後の生理痛⑩)
✅️ この記事で分かること
1.排便時の出血・痛みが鍼3〜4回で改善した経過
2.手術の切口が原因で起こる下腹部痛への対処法
3.腰痛・胃痛・立ちくらみ・目のかゆみなどの改善プロセス
4.体力が20代並みに戻った理由(内臓機能の回復)
排便時の出血と痛みが出た原因と初回の変化
2017年6月1日。
彼女の報告:
痔になって排便時に出血、痛みがある。
話を聞いたら、最近家族の健康で心配事が多いそうです。
痔になるのは、座りっぱなしが大きな原因で、なるべく歩くことをすすめました。
いつものツボ以外に、二白と孔最、痔の消炎鎮痛剤になるツボを追加しました。痔の詳しい原因は、以下の記事で説明しています。
鍼1回で排便時の痛みが消失し、便通も毎日出るように
2017年6月8日。
彼女の報告:
前回の鍼のあと、毎日便通が出るようになった。たまに出血するけど、排便時の痛みはもう治った。
ほかの症状は、
- 腰が重くて、後頭部の一箇所に圧痛がある。
- 生理は34日目で来た。
- 左下腹部の大巨穴あたりが、縦に痛い。下腹部も痛い。
彼女は自分でたくさんお灸をして、痛みが和らいで今は少しだけあるそうです。
痔がまだ治らないので、今日はうつ伏せで腎兪.天柱.承山を刺して、委中に刺絡。委中に刺絡して痔を治すのは、楊維傑先生から習った手法。
今日はいつもの鍼と違って、お腹の鍼を回したらすぐカーーと熱くなったそうです。私のおばさんを治療したときも、腰が燃えるように熱い感想がありました。
彼女が言うのは、「下腹部の痛みを考えたら、手術の切口の痛みかも知れません。ちょうど関元の少し上なので、お灸をすると不妊になる先生の記事を読んだから、怖くてできなかったです。」
私は彼女に説明しました。
「もし、その切口の所が痛くなったら、左右2~3cm離れた所でお灸をすれば大丈夫です。もしくは切口のもっと下の方、恥骨結合に近い所でお灸をして下さい。」
今日の帰る時、腰が重い症状はなくなりました。つまり、1回で治り。
腰が重だるい症状、漢方薬で治すときは六味地黄丸類がオススメ。以下はほかの漢方医の症例、参考にしてください。
🔗高血圧による後頭部痛・腰の重だるさ・頻尿が漢方1週間で改善した例
出血が止まり、左下腹部痛・腰痛も改善した理由
2017年6月15日。
彼女の報告:
- 痔の出血は止まったけど、たまにぴりっと痛くなる。
- 今日は首肩の付け根の所が痛い。
- 左下腹部の痛みが原因なのか、左腰が痛い。
- 風邪気味で冷えた感じ。
- 夢はうっすら見てる。
今日の鍼が終わって、腰の痛みは治り、左下腹部も軽くなりました。
彼女が言うのは、「手術の切口って本当に厄介ですね…もう二度と手術しないと思います。」
手術後に治療が大変なのは臨床でよく経験します。以下は膵臓癌の鍼治療例、参考になると幸いです。
🔗膵臓癌末期でも腹痛・便秘が改善し、生活の質を保てた鍼治療例」
胃痛・食欲不振・立ちくらみが改善し、夢も見なくなった
2017年6月23日。
彼女の報告:
- 今日は少し目が痒い。
- 最近立ちくらみがある。4~5年前から梅雨になると、立ちくらみが出る。
改善されたのは、
- 胃痛もないし、食欲不振もない。
- 夢はもう見なくなった。
梅雨をどう乗り越えるか心配していたそうですが、筋トレして湿気を出すようにすすめました。
目が痒いというので、太陽穴.太衝.足臨泣などを追加。めまいは曲池などを追加。以下は違うツボで治しためまいです。
鍼で体力が20代並みに回復したメカニズム
2017年6月30日。
彼女の報告:
- 生理前のせいなのか、少し胃がムカムカする。
- 痔はずっと良かったけど、1回だけいきんで排便時に出血した。それ以外は出血なし。つまり、鍼3~4回で排便時の痛み・出血は治った。
- 10年ぶりに登山してきたら、20代の時より体力があって彼女はビックリしたそうです。
鍼をして体力が増えたのは、彼女一人だけではありません。腎のう胞の男性の記事にでも説明しました。参考になると幸いです。
鍼の理屈を簡単に説明すると、内臓の働きが強くなるので、同じご飯を食べても消化.吸収が倍違うので、もちろん体力が増えます。
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痔を治したほかの症例まとめ
→間質性肺炎・心弁膜症・動脈硬化が改善し、長年の痔も治った症例

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