うつ病の最大の原因は、肺の陽気が足りないこと。自殺を図るうつ病患者、漢方薬で完治した例。

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こんにちは。李哲です。

うつ病は様々な症状があり、西洋医学では向精神薬の処方が一般的です。日本では心療内科が一般的に診るところでしょう。

うつ病は薬で治るのか?

残念ですが、向精神薬でうつ病は治りません。
治るところか、逆に副作用で大きな問題を引き起こす。

たとえば、

  • 飛び降り自殺するのが幸福だと思う。
  • ハイリスクの認識ができない。
  • 同情心がなくなり、無差別殺人に走る。

これは以前の翻訳文で詳しく分析しました。精神科の薬が無差別殺人事件を助長していること!

うつ病治療で漢方薬の効果は、とても良いです。完治するのも珍しくない。

今日紹介するのはアメリカの中医師:李宗恩博士*1の治療例、憂鬱症 – 當張仲景遇上史丹佛(2011年1月29日発表)です。

何回も自殺を図るうつ病患者、9年間西洋薬を飲んでも治ってない

患者さんは55歳の男性、中等の体型。9年前からうつ病になり、マイナス的な考え方ばかりで自殺したがる。何回も自殺を図ったそうです。この9年、彼はずっと2種類の抗うつ剤と睡眠導入剤を飲んだけど、うつ病は治っていません。

うつ病で数日も落ち込む時があって、運動すると少し良くなる感じ。 去年から諸症状がひどくなり、話すスピードが遅くなり、体力減退で欲望がなくなりました。夜は寝るのが遅くて、2~3時にやっと寝る。朝は9時起き。顔色が悪くて薄暗かったです。

病院の治療で9年経っているけど、うつ病は治らない

病院の治療で9年経っているけど、うつ病は治らない

ほかの食欲、便通、尿の状況は良好。
汗かくけど、寝汗はかかない。
喉は渇いて、冷たい水が飲みたがる。
手足は暖かい。

舌診では、舌が白で厚腻。
脈は緩、有力。

タバコ歴は40年で、毎日10本くらい吸っている、痰はないそうです。

うつ病の最大の原因は、肺の陽気が足りないこと

患者は暗い部屋にいるのが好きで、太陽光が溢れる外は嫌がる。オフィス中の照明も薄暗くしています。

患者さんの左寸脈は非常に大きくて、腕の横紋線を超えました。患者の肝心脾肺腎は、みんな問題が起きています。しかし、うつ病の最大の原因は肺の陽気が足りないこと。病気が長くなることで、腎臓・心臓の陽気も足りなくなっています。

当時の処方箋は、以下の通り。

炙甘草、乾姜、小麦、なつめ、麻黄、杏仁、麦門冬、半夏、人参、陽起石、補骨脂、澤瀉、巴戟天。

炙甘草:心臓を強化し、胃腸も補う生薬

炙甘草:心臓を強化し、胃腸も補う生薬

1日で睡眠障害が改善され、半年後にはうつ病が完全に治った

1日目の漢方薬を飲んだだけで、睡眠は良くなりました。

患者さんが言うのは、「会社の出張によく行くけど、一回もよく寝れたことがない。普段よりも睡眠の質が悪かったです」

漢方薬を飲んでから、患者さんの話す声は大きくなり、マイナス的な考え方は減ったそうです。そして、「9年以来、初めてこの苦痛から逃げられそうな感じです」と言ってました。

患者さんは台湾に帰ったので、現地の有能な中医師を紹介し、台湾で続けて治療した結果も良かったです。

患者さんは半年後、出張でアメリカに来たとき、わざわざ診療所に来て教えてくれました。

「うつ病はもう治りました。今はなんの漢方薬・病院の薬も飲んでいません」

李哲の感想:病院の薬は「コントロール」、漢方薬は「治癒」

「うつ病はこころの風邪」、「うつ病は薬を飲めば治る」だと言われがちです。しかし、上記の例を見れば分かりますが、西洋薬はコントロールするだけ。だから、9年経ってもうつ病は治っていません。

漢方薬の治療結果は、言うまでもなく「治癒」。
なぜなら、漢方薬は根本的なところを治すからです。

うつ病、統合失調症だと言われる患者さん、以前一人治療したのは面白い変化がありました。足つぼ整体の効果があるかないかは、目てみればわかります。

うつ病、統合失調症、自閉症などの患者さんには、人と触れ合えたくない。暗い部屋に引きこもりで明るい外を嫌う。話が少なくて意気消沈…の症状が多いです。引きこもりに関しては、過去記事で分析しました。参考なると幸いです。

うつ病は、内臓が弱っているから生じるものです。
治療としては、必ず内臓を強化しないといけません。

五臓六腑を治すときは、漢方薬・鍼灸・足つぼ整体などの自然療法を探してください。副作用なしで、あなたの体調不良を治せます。

病院の薬には騙されないでください。
〇〇病を治す薬はたくさんあるけど、心臓・肝臓・腎臓・肺・脾臓を強化する。免疫力をあげる薬は、聞いたこともありません。

向精神薬を飲み続けたら、いずれかあなたは喜んで飛び降り自殺するか、もしくは無差別殺人に走る。

以下の記事で、死神から逃れて生きてきた女性患者さんが、私に「飛び降り自殺したくなるのは自分ではない、もう一人が押している!」と言ってました。

なぜ日本には飛び降り自殺が多いのか、皆さんは理解できたでしょうか?

*1:李宗恩博士のご紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。

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