咳が止まらず肺まで痛い。透明な鼻水がダラダラ、鼻奥の痰が取れなくて息苦しい…
そんな“死ぬかと思った”風邪を、漢方薬と自分で打った鍼だけで5日で完治させた全記録。
最初に処方を間違えて悪化した話も全部正直に書きます。

咳しすぎて肺が痛い…透明鼻水・鼻詰まりが発症
こんにちは、李哲です。
風邪の咳、痰が出るのを漢方薬と鍼で治した経過を書きました。参考になると幸いです。
風邪を引いたキッカケ:
2018年2月18日、いつもの5kmを走って汗をかいて来たら、翌日から喉が少し痛くなりました。
簡単な葛根湯だと思いこんで、生薬を買ってきて煎じ薬を作りました。煎じたあとは、こんな感じです(笑)

葛根湯で逆に悪化→麻杏甘石湯でも止まらず
葛根湯+白朮、茯苓を飲んで喉痛は消えたけど、その夜から咳と痰がひどくなりました。
おかしい!いつもなら、煎じ薬は1杯目を飲んですぐ効果がわかるのに、逆にひどくなるなんて!鏡で自分のベロを見たら、水っぽい上に黄色の舌苔がある。
しまった~処方間を違えた!
熱さを収める石膏がないとダメ!
急いで麻杏甘石湯+桔梗湯を飲んでしばらくは落ち着いたけど、夜中に咳が連発。同時に鼻水も大量に出ました。寝ながらティッシュをたくさん使い、咳をしすぎて肺まで痛くなり、鼻詰まりもあって、右の頭が痛くなり辛かったです。まさに地獄。
小青竜湯+桔梗湯で5分後に鼻がスーッと通った瞬間
2月19日の月曜日。
熱を取る漢方薬に変更したのに、なぜ?
朝いろいろ考えて、小青竜湯+桔梗湯に変更。そしたら透明な鼻水と咳はすぐ止まりました。ただし、右鼻が時々詰まって、頭はボットする。
その後も漢方薬を飲んだけど、片方の鼻はつまって、鼻奥に痰が絡んで出にくい感じ。
迎香・天突・尺沢の鍼で鼻奥の痰と頭痛が消えた
2月20日、火曜日。
大量の透明な鼻水はもう出ないけど、たまに垂れる。片方の鼻は詰まり気味。たまに咳が出る。
お昼休みに自分で鍼をしました。
迎香穴。天突穴。尺沢穴(瀉法)。
鍼したあと鼻は通って、頭に熱がこもる感じも減りました。迎香穴に刺してどんな感じかというと、鼻奥を乾燥機が回っている感じ、鼻水がどこかに消えました。おそらく花粉症の方に刺してもこんな感じかな。
関連記事:花粉症を鍼灸で根本改善!20年の症状が軽減した治療記録
午後は熱っぽくて頭がぼっとする感じでした。液門穴と三間穴を刺して、20分後には熱が下がり、頭がぼっとするのは消失。
夜にはまた鼻詰まりが始まり、喉に痰が絡んで出にくい。頭に少し熱がこもる感じ。自分は熱証だと判断したので、夜は漢方薬の麻杏甘石湯+桔梗湯にしました。

2月21日。
水曜日。
漢方薬は麻杏甘石湯+桔梗湯。
鼻は通ったけど、鼻の奥に痰が絡んでかんでも出てこない。たまに鼻が詰まってかむと白に黄色が少し混ざった痰が出る。
今日自分に刺した鍼は、迎香穴+天突穴。刺してしばらくは鼻の通りは良いけど、何時間も経つとまたダメになるのがネック。
これは肺兪、風池穴など刺せば通るかな。
でも、一人では刺せない…
結局小青竜湯+桔梗湯で完全回復!寒熱混在風邪に小青竜加石膏湯が効く理由
2月22日、木曜日。
白の鼻水に黄色が混ざっているので、麻杏甘石湯を小青竜湯に変更。
昼はまた自分に鍼をしました。迎香穴+天突穴。しかし、鏡を見ながら刺すのでどうしてもうまくできない。無いよりはマシかな…鍼をしたあとは鼻が良い感じ、痰も減ってきました。
夜は小青竜湯+桔梗石膏1包ずつ。
飲んで5分後には鼻が通り、鼻奥の取れなかった痰が消えました。掃除機が鼻奥を回って吸い取ってくれる感じ。
小青竜湯すげー!
関連記事:風邪の鼻つまりと咳は小青竜湯+附子2日で治り、むくみが取れて3.5kgも痩せた例
2月24日、金曜日。
鼻の通りはだいぶ良い。
痰も出ない。
鼻の奥に痰がくっついてるのが、なかなか取れないのが気になる。鼻をかむと粘った痰が出て頭はどんどんスッキリするけど、ほんの少しの痰が邪魔している感じでした。
少しは鼻声だけど、ほかの症状は良い。
熱がこもる感覚なし、あちこち痛いのもなし、咳もなし、食欲は全開。
2月25日の土曜日には、鼻をかむ事で全部の痰が取れて、やっと終止符を打ちました。
処方を間違えて長引いたのもあるけど、鍼の助けもあってそこまで悪化してなかったです。背中の肺兪など刺せば、もっと速く治ったと思うけど、自分一人ではどうにもならないので、漢方薬をかなり飲みました。
関連記事:咳だけ治らない子供の風邪を2日で完治した漢方は、まさに神の薬!
小青竜加石膏湯の適応症(使うタイミング)
以前『傷寒雑病論』を読んだ時、なぜ小青竜加石膏湯があるのか理解できなかったです。
小青竜湯は肺の中が寒いときに使う。
石膏は逆に肺の中が熱い時に使うのです。
両者は真逆のものなので、混ぜないでしょう。
しかし、今回は身にしみるほど分かってきました。
まさに私みたいな咳と痰が出る時に使う。
白い鼻水.痰も出るけど、熱がこもる.黄色の鼻水が混ざる時に石膏を使うのです。

一般的に風邪の初期は、寒と熱は混ざらない。
数日経ったりすると混ざる時があります。
あとは、個人の体質によって最初から寒熱が混ざる可能性もありえます。
風邪の漢方薬を選ぶとき、間違いはよくあります。そのために、ニハイシャ先生1が書いた記事をもとに、素人でも分かるように翻訳しました。以下の記事、参考になると幸いです。
🔗風邪・インフルエンザに効く最強の漢方薬6選!症状別おすすめと飲むタイミングを徹底解説
- ↩︎
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

コメント