鼻づまり・咳・動悸・呼吸困難は、心臓・腎臓・肺が原因である:嗅覚障害(蓄膿症)(3)

蓄膿症・嗅覚障害 全22回シリーズ
この症例は、重症蓄膿症で匂いが全く分からなかった30代男性が、鍼治療で嗅覚を取り戻していく記録です。
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こんにちは、李哲です。
2回も蓄膿症の手術を受けたのに、鼻づまりが治らず匂いが全く分からない…そんな30代男性の治療記録、第3回です。

初診時の彼は呼吸困難に苦しんでいました。中医学では「腎の水が上がって心臓・肺を圧迫している」と考えます。この連鎖が鼻づまり・咳・嗅覚障害・動悸の根本原因

鍼で心臓を強化し、腎の流れを整えれば、驚くほど体が変わります。
西洋薬が“フタをするだけ”なのに対し、中医学は体質から改善。
その理由と具体的なツボを、今日はしっかり解説します!

前回の記事は以下になります。

目次

この記事でわかること

  • 呼吸困難が起きる中医学的な原因(金→水→火の連鎖)
  • 嗅覚障害・蓄膿症・咳が肺と深く関係する理由
  • 肺・腎・心臓が弱る順番と陰陽五行の関係性
  • 西洋薬が症状を隠すだけで治療にならない理由
  • 抗生物質が体質を弱くするメカニズム
  • 中医学で体質改善すると呼吸困難・鼻づまりが治る理由

呼吸困難の原因を中医学で解釈

今日は病気の原因と治療を説明します。

彼は最初来た時、呼吸困難がありました。
中医学の理論でいうと、腎臓の水が上がって、心臓と肺を圧迫しているから、呼吸困難になる。

治療のツボとしては、心臓を強化する内関穴、巨闕、関元、心兪など選べば良いです。あとは、腎臓の流れを良くする腎経のツボ、太谿、然谷などを選べば大丈夫。

📗関連記事:内関のツボ:動悸・呼吸困難・心臓の痛みに効く理由

嗅覚障害、蓄膿症、咳が肺と関連する理由

彼の嗅覚障害、蓄膿症、鼻づまり、咳などは、みんな肺と関係があります。
肺に老廃物が溜まっているので、気管支と鼻の調子が悪くなるのです。

注意点は、肺を治す時、必ず心臓も一緒に治さないといけない。

なぜなら、心臓は肺の隣同士なので、影響を受けないのは不可能です。心臓が強ければ、肺も回復が早くなるので一石二鳥。

📗関連記事:中医学が心臓病を治せる理由と臨床例

陰陽五行でみる腎臓、肺、心臓のつながり

腎臓の代謝が弱くなって、中に老廃物(腎のう胞)ができたのは、肺の方から来ています。どういう事かというと、最初は肺の方が弱くなり、その後は腎臓が徐々に弱くなり、その後は弱くなった腎臓から心臓に来ています。

陰陽五行論で説明すると、
肺(金)→腎(水)→心(火)。

📗関連記事:梨が咳に効く理由を陰陽五行で解説

金は水の母。
つまり、肺が弱いと腎臓も弱くなりやすい。

水は火に勝つ。
つまり、腎臓が病気になると、次は心臓のほうを犯しやすい。

肺が弱いのは、小さい時しょっちゅう風邪を引いたからです。抗生物質を使うと、肺の中の老廃物が外に出られなくなります。

もし、その時ちゃんと漢方薬とか鍼灸で体質を変えておけば、大きくなってからは風邪を引かないし肺も強いので、腎臓がその影響で弱くなることはない。

📗関連記事:風邪に鍼が効かない?それは鍼灸師の問題!効果と症例を解説

西洋薬が病状を隠す仕組み

西洋薬は効き目があるように見えますが、実はフタをするやり方。免疫システムが作動しないように、無理やり抑えるだけです。

例えば高熱は体の免疫が、外部の細菌.ウィルスと戦って生じる自然現象です。西洋薬はそれを無理やり抑えて、体の免疫が戦えないようにさせる。細菌.ウィルスは潜伏して残ったまま。

📗関連記事:高熱→脳障害→知能低下する原因は、西洋薬でむりやり発熱を中止させたからです。

例えば咳は肺の中に痰と水が溜まっているから、体は自分で吐き出すために咳をします。

西洋薬は気管支の平滑筋など麻痺させて、動かないようにするから咳が止まるように見えます。しかし、肺の中にある痰.水は溜まったまま。将来的には風邪よりもひどい病気を引き起こします。

抗生物質の害と体質への影響

抗生物質をよく使うと、元気な子は少ないです。
年々風邪を引きやすくなるし、目力がなくなる、子供なのに動きが少ない、話が少ない、ご飯を食べるのが少ない。背が伸びない。勉強ができない。。。

親は抗生物質のせいだと思ったことないでしょう?

咳.鼻水など、肺が弱っている症状がある時、なるべく早めに中医学の治療を受けて下さい。自然に体質改善になって風邪を引かなくなるし、後々になって副作用の心配もありません。

↓次回へ続く↓

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